【初心者必見】Zoomウェビナーの投票機能の使い方と困った時のトラブルシューティング

Zoomウェビナーのアンケートと投票機能は、それぞれ次のような違いがあります。

機能 アンケート 投票
目的 参加者の意見・情報を収集 即時の意思表示を集計
形式 選択/短答/長答 2択 or 選択1つ
回答 自由記述 はい/いいえ または 選択肢1つ
集計 各設問ごとに結果をグラフ化 全体の結果を即時表示
共有 ウェビナー内で回答データを共有 結果のみを共有
保存 CSVでデータダウンロード CSVでデータダウンロード

端的に言えば、次のような機能の違いがあります。

  • アンケート機能
    ウェビナー参加者に対して、文字や選択式の質問を配信し、回答を集計・共有できる機能
  • 投票機能
    「はい/いいえ」の2択や、選択肢から1つ選ぶ簡易投票ができる機能

本記事では、投票機能について詳しく解説しています。

アンケート機能についてはコチラの『Zoomウェビナーのアンケート機能の使い方と匿名の方法や操作を解説』よりご確認ください。

 

【合わせて読みたい▶】Zoomウェビナーのよくある質問集!FAQでウェビナー中のトラブルを未然に防ごう

【合わせて読みたい▶】Zoomウェビナーの種類と料金・契約の流れと単月だけ契約する方法とは?

Zoomウェビナーの投票機能って何? 機能説明と使うシチュエーション

Zoomウェビナーの投票機能とは

Zoomウェビナーの投票機能は、講師がリアルタイムで参加者の意思表示を集計できる機能です。

主に以下のような形式の投票が作成できます。

  • はい/いいえの2択投票
  • 選択肢を設けて1つを選ぶ投票
  • 数値入力で得点付ける投票

投票はウェビナー中に開始し、参加者は自分の選択を投票、 投票結果はリアルタイムで集計され、ウェビナー画面上に結果がグラフで表示されます。

この投票機能は、ウェビナーの内容に関する参加者の意見や理解度を即時に把握したい場合に効果的です。

 

Zoomウェビナーの投票機能を使うべきシチュエーション

ウェビナー内容の難易度調査:参加者の心の声を聞こう

ウェビナーでの説明が参加者にとって難しすぎるかどうかを知る手段として、5段階評価の投票が非常に有用です。

この投票を実施することで、参加者の理解度をリアルタイムで把握することができます。

もし理解度が低いと感じた場合、その場で説明を追加したり、講義のペースを落とすなどの調整が可能となります。

 

サービスや商品の評価:参加者の反応で戦略を練り直そう

新商品の発表やサービスの紹介後に投票を行うことで、参加者の評価や関心度を即座に把握することができます。

さらに、その結果を共有することで、商品やサービスの訴求効果を高めることが可能です。

例えば、投票結果が良好であれば、そのポイントを強調してマーケティング戦略に生かすことができます!

 

次のアジェンダ選択:参加者主導のウェビナー開催も

ウェビナーで取り扱うトピックは多岐にわたることが多いですが、どのトピックについて深掘りするかを参加者に選んでもらうことも可能です。

投票機能を使えば、参加者の希望に応じた柔軟な議題進行が実現できます。これにより、参加者が積極的にウェビナーに参加する機会が増え、より有意義な時間を提供できるでしょう。

 

クイズ投票:学びながら楽しむことも

ウェビナーの内容に関するクイズを出題し、その正解率から参加者の理解度を測る方法もあります。

ウェビナー中にゲーム感覚のあるアプローチを行うことで、参加者の学習意欲を高める効果があります。
クイズの結果に応じて、必要な補足説明を加えることもできるため、教育効果も期待できます。

 

Zoomウェビナーの投票機能の使い方と注意点

Zoomウェビナーの投票機能の設定方法

  1. ウェビナー画面上部の「投票」タブをクリックします。
  2. 投票のタイプを選択します。「はい/いいえ」「選択肢」「スコア付け」の3種類から選べます。
  3. 質問と選択肢を入力します。はい/いいえの場合は質問のみ、それ以外は選択肢も入力します。
  4. 表示オプションを設定できます。回答の匿名化、必須回答、回答期限の設定ができます。
  5. 設定が完了したら「発表」ボタンをクリックして投票を開始します。
  6. 参加者側に投票ポップアップが表示され、回答できるようになります。
  7. 講師側は結果共有ボタンから集計結果を確認し、画面共有できます。

上記の流れでZoomウェビナー内で投票機能を利用することができます。

 

Zoomウェビナー投票機能の使い方

  1. ウェビナー進行の合間に、投票の開始を宣言します。
  2. 参加者の画面には投票ポップアップが表示されます。
  3. 参加者は画面の指示に従って、回答の選択や入力をします。
  4. 回答期限が過ぎると投票は自動で締め切られます。
  5. 講師は結果共有ボタンから集計結果を確認し、画面共有できます。

投票機能を利用する場合は、ウェビナーの際中になんのために投票を行うのか、その意図を参加者に説明するようにしましょう。

 

Zoomウェビナーで実施した投票内容のダウンロード手順

  1. ウェビナー終了後、「報告」タブから「投票報告」を選択
  2. 実施した投票の一覧が表示されるので、ダウンロードしたい投票を選択
  3. 右上の「共有」ボタンをクリックし、「CSVをダウンロード」を選択
  4. CSVファイルがダウンロードされるので、表計算ソフトなどで開く
  5. 質問、回答選択肢、回答数、比率などのデータを確認できる

上記の方法で投票結果をCSVファイルを保存することで、ウェビナー実施後も投票結果を再確認できます。

定期的なウェビナーでは時系列のデータを蓄積し、傾向を分析することも可能です。投票結果の有効活用法の1つとしてご利用ください。

 

Zoomウェビナー投票機能を使う上での注意点

回答期限の設定:締め切りを忘れずに!

投票機能を使用する際、回答期限を設定しないと、手動で投票を締め切る必要が出てきます。

運営側が予め回答期限を設定することで、スムーズな運営が可能となり、参加者も何時までに回答すればいいのかが明確になります。

参加人数と回答期限:余裕を持って計画を

ウェビナーの参加人数が多い場合、回答に時間がかかることが予想されます。

なるべく回答期限には十分な余裕を持たせることが重要です。余裕を持った時間設定にすることで、参加者全員がしっかりと回答できる環境を作り出すことができます。

質問と選択肢の工夫:簡潔さが鍵

投票の質問と選択肢は、できるだけ簡潔にすることが推奨されます。

長い文や複雑な選択肢は、参加者が回答する際に混乱を招く可能性があります。簡潔かつ明瞭な質問と選択肢を用意することで、スムーズな投票が行えます。

集計結果の即時共有:フィードバックは速やかに

投票が終了したら、その結果をすぐに画面共有で参加者に見せることが望ましいです。

即時のフィードバックは、参加者が自分の意見がどれだけ反映されたのかを知る良い機会となります。

また、その結果を元に次のアクションを考えるための時間も確保できます。

 

Zoomウェビナー投票機能のトラブルシューティング

投票画面が参加者に表示されない

原因
  • ネットワークの遅延
  • 参加者の端末の問題
対処法
  • ウェビナーのホストが投票画面を再度送信する
  • 参加者にブラウザやアプリを再起動してもらう

投票画面が参加者に表示されない場合、最も疑われる原因はネットワークの遅延や参加者の端末の問題です。

この状況では、ウェビナーのホストが投票画面を再度送信することが有効です。
また、参加者にはブラウザやアプリを再起動してもらうことで、多くの場合問題は解消されます。

 

回答期限を設定し忘れ、投票が締め切られない

原因
  • 回答期限の設定を忘れた
  • システムの不具合
対処法
  • 手動で投票を締め切る
  • 事前に回答期限を設定する習慣をつける

回答期限を設定し忘れた場合、手動で投票を締め切る必要があります。

 

集計結果が正しく表示されない

原因
  • システムのバグ
  • 集計の設定ミス
対処法
  • 集計設定を再確認する

集計結果が正しく表示されない場合、システムのバグや集計の設定ミスが考えられます。

このような場合は、集計設定を再確認することで、設定ミスが原因であれば問題を解消できます。

 

集計結果のCSVデータがダウンロードできない

原因
  • サーバーの問題
  • ブラウザの設定
対処法
  • 別のブラウザで試してみる

CSVデータがダウンロードできない場合、サーバーの問題やブラウザの設定が原因である可能性が高いです。

また、別のブラウザで試してみることで、ブラウザの設定が問題であれば解消できる場合があります。

 

同一人物による重複投票が発生する

原因
  • 複数のデバイスやアカウントを使った不正
対処法
  • 投票前に参加者の身元確認を行う
  • 一人一回の制限を設定する

同一人物による重複投票が発生する場合、投票前に参加者の身元確認を行うことが有効です。一人一回の制限を設定することで、不正な重複投票を防ぐことができます。

 

回答しようとしてもエラーが発生する

原因
  • システムの一時的な不具合
  • 参加者の端末の問題
対処法
  • エラーが解消するまで待つ
  • 参加者に再接続してもらう

エラーが発生する場合、システムの一時的な不具合や参加者の端末の問題が考えられます。

このような場合は、エラーが解消するまで待つか、参加者に再接続してもらうことが有効です。

 

投票途中でシステムエラーが発生する

原因
  • サーバーのダウン
  • ソフトウェアのバグ
対処法
  • ズームのサポートに即時連絡する
  • 投票を一時停止し、状況を参加者に説明する

システムエラーが発生した場合、ズームのサポートに即時連絡することが最も確実な方法です。

また、投票を一時停止し、状況を参加者に説明することで、混乱を避けることができます。

 

Zoomウェビナーの投票を正しく使って、意義のあるウェビナーを!

投票の使い方以外にも、テクニカルなZoomウェビナーの使い方は色々あります。

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