【担当者必見】ウェビナー集客方法の基礎となる5つの施策の具体例とタスクリストまとめ

「ウェビナー集客って、どうすれば良いの?」「ウェビナー集客を何から始めれば良いかわからない」という方が知っておきたい具体的なウェビナー集客方法が次の通りです。

カテゴリ 施策
Webサイトでの告知 ・トップページへのバナー掲載
・特設ページ制作
・関連コンテンツ制作
・申込みフォーム設置
・完了メール設定
SNS広告の配信 ・有料広告
・投稿記事作成
・シェア呼びかけ
・フォロワーへDM
・ライブ配信
・有名人タグ付け
メールの配信 ・メルマガ配信
・セグメント別送信
・添付ファイル
・二次メール配信
・当日再配信
・ステップアップメール
セミナー告知サイトへの掲載 ・告知サイト掲載
・タイトル最適化
・説明文作成
・関連画像準備
・SNS連携
・イベント日程調整
・アクセス分析
その他 ・個別相談
・参加者限定特典
・プレスリリース配信
・口コミ依頼

自社ウェビナーの集客を成功させるには、WebサイトやSNSといった単体の媒体で告知するのではなく、メールから外部サイトまで多チャネルでの施策を連動させることが効果的です。

例えば自社サイトでウェビナーの基本告知しつつ、Facebook広告や業界メディアでの露出を増やし、さらにメルマガや過去顧客への個別アプローチを加える。こうしたウェブ全体への網羅的な認知拡大こそが、低コストかつ効率的な集客につながります。

単体オウンドメディアだけでなく、マルチチャネル連動で初めて勝負に持ち込めるのです。

この記事では、ウェビナー集客の基本となる各種の施策について、詳しく解説しています。

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ウェビナー集客の具体的なタスクリスト

期間 具体的なアクション 注意点
2ヶ月前 ・テーマと目的定義
・ウェビナー開催日時調整
・ウェビナー資料、告知内容作成
・目的意識の共有
・集客戦略の設定
1ヶ月前 ・告知サイト登録
・広告配信
・SNS告知開始
・継続的告知
・配信最適化(A/Bテストなど)
2週間前 ・リマインドメール
・PR記事新規作成
・友人紹介キャンペーン
・告知飽和に注意
・過剰集客防止
・必要な場合はプレゼントなど
1週間前 ・機材チェック
・ウェビナーリハーサル
・通信状況確認
・想定外のトラブルの準備
当日 ・受付開始
・トラブル対応
・ウェビナー後の特典
・遅延防止
・バックアップ体制
・個別相談への移行など

ウェビナー集客のためのタスクと目標値を設定することで、期間毎に具体的なアクションを明確になります。

漠然としたイメージだけで進めていくよりも、作業漏れも減りますし、効率的な準備を実現できます。

加えて、目標人数や目標クリック数を設定することで、PDCAサイクルの運用が可能となり、必要な追加対策をデータに基づき立てられるようになります。

単に日程通りに準備するのみならず、目標達成度合いに応じた最適化が図れるため、成功確率が格段に向上します。以上の理由から、タスクと目標値の設定が欠かせません。

またSNSも含めて、基本的には1ヶ月前からの告知活動が重要になります。詳しくはこちらで解説しています。

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基本となるウェビナー集客方法一覧

カテゴリ 具体的な方法
Webサイトでの告知 トップページへのバナー掲載、テキストリンク設置
SNS広告の配信 Twitter(現X)やFacebookでの頻回投稿、有料広告配信
メールの配信 メルマガ購読者への一斉送信、過去顧客個別送信
セミナー告知サイトへの掲載 Peatixやこくちーずプロへのイベント登録
その他 個別相談、参加者限定特典、業界向けメディアへのプレスリリースなど

ウェビナー集客で効果を最大化するには、自社サイトやSNSといった単一媒体での告知活動に留まることなく。

Web広告からメール、外部セミナーサイトまで、複数のチャネルを戦略的に実施することが重要です。

例えばメルマガとWebサイトでの告知を基本に、さらにFacebook広告と業界メディアでのプレスリリースを追加する。単発の告知活動よりも継続的な露出が大切な点に留意しつつ、ウェブ全体で話題性や認知度を高めていく――というように、マルチチャネルでの集客アプローチこそが、効率よく幅広い層に訴求できる最良の方法なのです。

 

1.ウェビナー集客のためのWebサイトでの告知

項目 具体的な作業
トップページへの掲載 見出しにウェビナー日程、申込みボタンとリンク設置
特設ページ制作 イベント概要、グラフィック、FAQなど掲載
関連コンテンツ制作 ウェビナー内容と関連する記事を作成
申込みフォーム 氏名、メールアドレス、参加歴など入力欄設置
完了メール設定 申込後の自動送信メールで詳細案内

自社サイトでのウェビナー集客を高めるには、単なる告知掲載に留まらず、専用コンテンツの作成が欠かせません。具体的には、コンバージョンページの強化、体験談や解説記事の制作、申込完了後の自動応答メールの設定などが上げられます。

コンバージョンページではターゲット属性に合わせ、興味関心事や疑問点に訴求する掲載内容が大切です。併せて、成功事例や導入方法、活用法を解説した記事コンテンツを制作しウェビナー参加意欲をさらに喚起します。

申込後には詳細情報を盛り込んだ自動メールを送信することで、継続的なエンゲージメントにつなげていきましょう。

 

ウェビナー集客用ページ作成時の注意点

  • コンテンツ量が肝要で「その先」を意識した充実が必要
  • 魅力的なタイトル、画像、文言で説得力を高める
  • 特典やメリットを具体的に訴求する
  • 構成や導線のわかりやすさ、操作のしやすさにこだわる
  • ボタンやアイコンの形状、色使いにも配慮する
  • 目的に応じ分析ツールの実装によりデータ蓄積する
  • レスポンシブ対応でスマホユーザーも想定する

ウェビナー集客ページを申込みにつなげる鍵は、参加者が「このウェビナーで得られる価値」を正しく理解し評価できるかどうかです。

魅力的なタイトルだけでなく、メリットや得られる知見を具体的に示した上で、特典の進呈や関連コンテンツの閲覧など、さらなる価値提供を提示します。

また無料特典や関連記事などを利用者目線で充実させることで、「申し込まない手はない」と納得してもらえます。参加意欲そのものを刺激する特典アピールは、自然な流れでウェビナー申込みへと導きます。

なお、ウェビナーへの集客率が上がる申込みフォームの作成方法については、こちらで詳しく解説しています。

 

2.SNS広告の配信

項目 具体的な作業
有料広告 性年代や趣味に基づくターゲティング設定
投稿記事作成 興味喚起の画像や動画使用、分量調整
シェア呼びかけ 既存投稿にシェアを促すドライブ告知文追記
フォロワーへDM 過去エンゲージが高いフォロワーに個別送信
ライブ配信 リアルタイムでの告知と質疑応答実施
有名人タグ付け 話題性アップや拡散狙いでタグを付与

SNS配信でウェビナー集客効果を高めるコツは,利用者視点で役立つコンテンツを提供し続けることです。

例えば、参加者が実際に関心のある事柄や具体的な悩みについての記事や動画を複数本アップします。併せてそれらの投稿に対してウェビナー参加を促すコメントを継続的に追記していきます。

すると関連性の高い有益なコンテンツを追っていたユーザーの目に留まりやすくなり、自然な流れでウェビナーにも興味が湧くようになります。

この「役に立つコンテンツ+ウェビナー参加案内」のパンチの効いた組み合わせが最新のSNS広告では人気です。SNSならではの双方向性という特性を活かして利用者との接点を増やすことがSNS集客の極意といえるでしょう。

ちなみにウェビナー集客では、意外に思えるかもしれませんがFacebook広告も効果的です。

その詳しい理由としては「Facebook公告はリードフォームの簡素化」が可能だからです。

・Facebook内であればLPの作成が不要
→ユーザーをLPに飛ばさないため離脱率が低くなる
・名前、メールアドレス、携帯電話番号などの基本情報が事前入力される
→入力作業の手間が省け、ユーザビリティが向上する
・プロフィールから得られた属性データを活用できる
→興味関心やライフスタイルなどの情報を商流設計に反映できる

出典:Facebook公告のキャンペーン設定手順と見直しポイント

ウェビナー集客にも役立つFacebook広告を使ったリード獲得方法に関しては、こちらで詳しく解説しています。

 

3.メールの配信

項目 具体的な作業
メルマガ配信 興味関心事項に合わせたメルマガ告知文の作成
セグメント別送信 過去成約者やエンゲージの高いユーザーに個別送信
添付ファイル 関連データや過去事例集など資料として添付
二次メール配信 申込者に対する詳細案内メール送付
当日再配信 開始直前に再度参加案内メールを配信
ステップアップメール ウェビナー終了後に追加サービス利用を勧める

メール配信でウェビナー集客を成功させるには、単発の送信に留まらず継続的なアプローチが欠かせません。

まず属性や商品カテゴリの親和性が高そうなメルマガ購読者に対し、魅力的な告知コンテンツを送信します。次いで申込みいただいた方には詳細案内を送るなど踏み込んだ内容で参加を促します。

さらに終了後には、ウェビナー内容を応用したサービス利用を勧めるステップアップメールを配信することで、商談獲得にもつなげます。

過去利用者データが利用できる場合、個別対応の効果をより高められます。段階的な案内送信で集客はもちろん、継続的なセールスプロセス構築を実現できるのです。

なお、ウェビナー集客のための効果的なメルマガ配信に関しては、こちらの記事で詳しく解説します。

 

4.セミナー告知サイトへの掲載

項目 具体的な作業
告知サイト掲載 複数媒体に開催情報を登録
タイトル最適化 クリック率アップのため魅力的な文言を検討
説明文作成 獲得メリットを前面に打ち出す
関連画像準備 興味を引く写真やイメージを用意
SNS連携 TwitterやFacebookとのアカウント連携
イベント日程調整 他セミナーと重複しないよう配慮
アクセス分析 ユーザー属性や動向の把握

告知サイトを用いたウェビナー集客を成功させるコツは、早めの掲載と最適化です。まず開催の1ヶ月前には告知サイトへのコンテンツアップを完了させましょう。

告知から当日まで一定のリードタイムが必要です。次に公開後2週間程度でアクセス数や申込数を確認し、反応が芳しくない場合はタイトルや説明文のブラッシュアップ、より魅力的な画像等の掲載変更を実施するのも◎

A/Bテスト的なアプローチも行いつつ、告知サイトに留まらずSNSなども併用しながら、集客率最大化を図っていきましょう!

【無料で使える】告知サイト一覧と特徴・推奨理由

サイト名 特徴 推奨理由
こくちーず - イベント告知に特化したポータルサイト
- 無料でイベントを掲載可能
- イベント検索機能が充実
- 広範なカテゴリーに対応し、多様なイベントを告知できる
- 利用者が多く、イベントの露出度が高いため集客効果が期待できる
Peatix - イベント管理とチケット販売が可能なプラットフォーム
- 無料から利用開始可能
- SNSとの連携が容易
- チケット販売機能を含む全体的なイベント管理が一元的に行える
- SNSでの拡散が容易で集客につながる
ストアカ - スキルシェア・学びのマーケットプレイス
- 無料で講座を掲載可能
- 学びたい人と教えたい人を繋ぐ
- 教育や学習に特化した集客が可能
- ユーザー間のコミュニティが形成されやすく、リピーター獲得に有利
Doorkeeper - イベント作成と参加管理がシンプル
- 無料で利用できる基本機能
- 有料プランで拡張機能利用可能
- イベントの告知から参加管理までをスムーズに行える
- 有料プランへのアップグレードでさらに多機能に
こくちーずやPeatix、ストアカ、Doorkeeperといったサイトは、ほぼ無料でウェビナーやセミナーの告知が可能です。

いずれも多くのユーザーに恵まれており、集客効果が高いのが特徴です。告知を無料プランで行いつつ、集客数に応じて有料プランへの移行を選択することで、低コストで効率的な集客が実現できます。

出典:無料で始められるウェビナー集客サイト一覧と集客効果を上げる3つのコツ

なお、告知サイトの上手な使い方に関してはこちらで詳しく解説しています。

 

5.その他:特典やプレスリリースの配信など

項目 具体的な作業
個別相談 過去顧客やメルマガ登録者に無料相談付きをアピール
参加者限定特典 先着特典や抽選割引などの準備
プレスリリース 記者クラブや業界メディアにプレスリリース送付
口コミ依頼 知人や過去参加者に口コミでの告知要請

個別相談や参加者限定の特典、プレスリリースがウェビナー集客効果を高める理由は以下の通りです。

個別相談をアピールすることで、単なるウェビナー聴講以上の満足度と参加意欲の向上を図れます。疑問点への具体的対応があるので安心感も生まれるでしょう。

限定特典については、人の「占有欲」や「損失回避」といった心理が働きやすくなるため、申込率アップに繋がりやすいです。

業界プレスに対するプレスリリースは、信頼性の高い情報源からの発信となることで、ウェビナーの認知やイメージ向上に一定の効果が期待できます。このように、複数の集客手段を組み合わせることで相乗効果も生まれるため、積極的に実践したいですね。

 

ウェビナー集客でユーザーの心理的障害を下げる具体的な施策

施策 具体的内容 期待できる効果
有名人・著名人の起用 業界や分野で知名度が高い専門家を講師に 信頼性と参加意欲の向上
ウェビナー後の無料相談 個別の悩み事に無料でアドバイス 納得感の醸成、関与度アップ
参加者限定の無料プレゼント ノベルティやクーポン、Eブックの進呈 特別感の演出、申込率増
有名人起用や特典付与などの施策が効果的なのは、参加者の心理面での障壁や抵抗感を下げる作用があるためです。
有名人であれば専門性への信頼性が増し、参加価値を高めます。また特典があることで金銭感覚や得失勘定の心理が働きやすくなります。さらには他者との格差や特別感への欲求が満たされるので参加意欲につながるのです。
また無料相談会のように個別対応の要素も大切で、それが不安感の軽減や納得度の向上に高い効果が期待できるからです。

上記のようにウェビナー集客のために、ウェビナーに特別性をもたせることで集客率を上げることが可能です。

ウェビナー集客の集客率を上げるための施策はこちらで詳しく解説しています。

 

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