【初心者必見】Zoomウェビナーのパネリスト機能とは?「追加」「削除」など使い方講座

Zoomウェビナーでのパネリスト権限の付与と設定の追加方法は次の通りです。

  1. パネリストの追加
    • ウェビナーをスケジュールした後、ウェビナーの管理ページに移動します。
    • 「パネリストを編集」または「招待」セクションを選択します。
    • パネリストの名前とメールアドレスを入力し、「追加」をクリックします。
    • 必要に応じて複数のパネリストを追加します。
  2. パネリストへの招待送信
    • 全てのパネリストを追加したら、「保存」をクリックします。
    • Zoomは自動的にパネリストに招待メールを送信します。
  3. パネリストの権限設定
    • ウェビナーの設定ページで、パネリストに与えたい権限を設定できます。
      (画面共有、チャットでの発言、質問への回答などの権限を設定できます)

またZoomウェビナーにおけるパネリスト機能では、以下のような機能をパネリストが利用することが可能です。

機能 説明
画面共有 自分の画面やアプリケーションのウィンドウを参加者と共有できます。プレゼンテーション資料の提示や実演の共有などに利用できます。
発言権 パネリストだけに発言権限がある「パネリストのみ」というモードを設定できます。パネリスト以外の参加者の音声をミュートにし、パネリストの話を邪魔されないようにできます。
メインスピーカー切替 複数のパネリストがいる場合、メインスピーカーとして画面に表示するパネリストを切り替えられます。発表者の切り替えに利用できます。
ホワイトボード共有 パネリストはホワイトボードを参加者と共有して、リアルタイムに書き込みを行うことができます。

この記事では、Zoomウェビナーのパネリスト機能について詳しく解説します。

【合わせて読みたい▶】Zoomウェビナーのよくある質問集!FAQでウェビナー中のトラブルを未然に防ごう

パネリスト機能の付与・追加・削除の手順

 

パネリスト機能の付与と追加方法

  1. ウェビナーのホストが、Zoomのウェブサイトにログインします。
  2. 開催するウェビナーの管理ページにアクセスし、[パネリスト]タブを開きます。
  3. [パネリストの追加]をクリックし、パネリストにしたい参加者のメールアドレスを入力して招待を送信します。
  4. 招待メールを受け取った参加者がリンクをクリックすると、パネリストとしてウェビナーに参加できるようになります。
  5. ウェビナー開始時に、パネリスト用のURLから入室すると、発表者用の機能が使えるようになります。

Zoomでパネリスト機能を付与するには、ホストが事前に指定した参加者をパネリストとして招待する必要があります。

ホストはウェビナーの管理ページからパネリストにしたい参加者のメールアドレスを入力し、招待メールを送信します。

招待メール受信後、参加者はリンクをクリックするとパネリストとしての参加権限が付与されます。

 

パネリスト機能の削除方法

  1. ウェビナーのホストが、Zoomの管理サイトにログインします。
  2. 開催するウェビナーの[設定]から[パネリスト]タブを開きます。
  3. 削除したいパネリストの[アクション]メニューから[削除]を選択します。
  4. 確認のダイアログが表示されるので、[削除]をクリックして削除を実行します。
  5. パネリスト機能が削除され、次回のウェビナーからパネリストとしては入室できなくなります。

パネリスト機能を削除する場合は、ウェビナーのホストがZoomの管理サイトから操作します。

開催するウェビナーの設定画面で「パネリスト」タブを開いて、削除したいパネリストの「アクション」メニューから「削除」を選択し、確認のダイアログで再度「削除」をクリックすることで実行されます。

パネリスト機能が削除されると、次回のウェビナーからはパネリストとして入室できなくなります。

 

ウェビナーにおけるホストとパネリストの違い

項目 ホスト パネリスト
参加者の参加・退出の管理 ×
ウェビナーの録画・保存 ×
他の参加者への発言権限の付与 ×
スライドや画面の共有
音声での発言
ホワイトボードでの描画・共有
ウェビナー設定の変更 ×

Zoomウェビナーでは、上記のようにホストとパネリストでは出来ることが微妙に異なります。

ウェビナーの運営には主にホストとパネリストの2つの役割があります。

ホストはウェビナーの管理者で、参加者の受付、ウェビナーの録画・配信の操作、参加者への発言権限の付与など、運営全般を行います。

一方、パネリストは発表者で、プレゼンテーションの共有、音声・カメラを通した発表、質疑応答などの発表操作を行います。

要するに、ホストが全体の進行管理を担当し、パネリストが内容発表を担当するという役割分担がなされています。

ただし、パネリストには運営操作権限がなく、あくまで発表に集中できる立場です。大人数で運営する際にこの役割分担が機能分化を明確化し、効率的運営につながっています。

 

パネリストはウェビナー中に主に次のようなことが出来ます!

区分 機能 説明
発表機能 プレゼンテーション資料/画面の共有 自分のコンピューター画面やアプリ画面を参加者と共有できる
発表機能 音声とカメラによる発表 マイクとカメラをオンにして発表と質疑応答ができる
発表機能 ホワイトボードの共有 コメントや図解の書き込みができるホワイトボードを共有できる
連絡機能 チャット機能の利用 文字チャットで参加者とコミュニケーションができる
運営支援 発言権限の要求 手を上げることでホストに発言権の付与を要求できる

パネリストはウェビナーの中で、主に発表者としての機能を活用することができます。

具体的には、自分のコンピューター画面やパワーポイントやスライドなどを参加者と共有する「プレゼンテーション資料/画面の共有」ができます。

また発表用のスライドやデモの実演画面をリアルタイムで示すことができるので、発表を効果的に行うことができます。

次に「音声とカメラによる発表」では、自分のマイクとカメラをオンにして、参加者に向けてプレゼンを行ったり質疑応答したり双方向のやりとりを実現できます。

その他にも「ホワイトボードの共有」を活用して、コメントや図示を書き込みながらの説明も可能です。「チャット機能」でテキストベースのコミュニケーションもとれます。

 

パネリストとゲストは、何が違う?具体的な違いとは?

項目 パネリスト ゲスト
発表機能の利用 ×
スライドや画面の共有 ×(ホスト操作が必要)
音声での発言 ○(制限なし) ×(ホスト操作が必要)
ビデオのオン/オフ
ホワイトボードでの描画 ×(ホスト操作が必要)
チャット機能の利用
参加者の映像・音声の閲覧
ウェビナーの録画 × ×

Zoomウェビナーでは、発表者であるパネリストと受講者であるゲストとが区別されています。

パネリストには、スライドやコンピューター画面の共有、カメラ・マイクによる発言、ホワイトボードでの描画など、発表に必要な様々な機能が与えられています。制限なく発表者として活動できる立場です。

一方ゲストの発表機能は制限されており、ホストの操作によって一時的に共有される場合を除き、自分から内容を共有することはできません。参加者の映像・音声を視聴したり、チャットでコメントしたりと、受講者としてウェビナーに参加する立場に限定されます。

このようにパネリストとゲストは明確な権限の違いがあり、前者が発表者、後者が受講者としての役割分担がなされています。

 

パネリスト機能で出来ること一覧

  1. プレゼンテーション資料や画面の共有
  2. 音声とカメラによる発表
  3. ホワイトボードの共有
  4. チャット機能の利用
  5. 発言権限の要求

パネリストはプレゼンテーション資料やコンピューター画面を共有して発表用のスライドやデモ動画をリアルタイムで参加者に提示できます。

またマイクとカメラをオンにすれば、音声と映像でのプレゼンテーションが可能です。コメントや図解を描けるホワイトボードも共有できるので、わかりやすい説明をサポートできます。

そして、チャット機能でテキスト形式の質疑応答にも対応可能です。この他にもホストに要求を出せば発言権限を得て、自由に発言できるようになります。

 

1.プレゼンテーション資料や画面の共有

  1. Zoomメニューの下部にある「画面の共有」ボタンをクリックします。
  2. 共有するコンテンツを選択します。
    • アプリケーションの画面(PowerPoint等)を選ぶとそのウィンドウが共有されます。
    • デスクトップを選ぶとコンピューターの画面全体が共有されます。
  3. 共有するウィンドウやアプリケーションを選択し、「共有」をクリックします。
  4. この状態でPowerPointのスライドショーを開始すると、スライドと音声を同時に配信できます。
  5. 共有を停止するには、もう一度「画面の共有」ボタンをクリックします。

プレゼンテーション資料や画面を共有するには、Zoomのメニューにある「画面の共有」ボタンから共有する内容を選択します。

PowerPointやその他のアプリケーションの画面を選ぶとそのウィンドウのみを共有できますし、デスクトップを選べばコンピューター全体の画面を配信できます。

 

2.音声とカメラによる発表

  1. Zoomのメニュー上部にある「音声」と「ビデオ」のアイコンをクリックします。
  2. 音声設定からマイクを選択し、ビデオ設定から使用するカメラを選択します。
  3. 音声とビデオがオンになったことを確認します。マイクの音量やカメラの角度を調整します。
  4. この状態で発表を開始します。スライドを共有しながら、マイクで説明したりカメラの前でプレゼンをしたりできます。
  5. 発表が一段落した時点で、マイクとカメラをミュートにすることができます。

音声とカメラによる発表を行う場合、Zoomのメニューから音声設定とビデオ設定の各項目を開き、使用するマイクとカメラを選択します。

マイクとカメラが正常にオンになっていることを確認した上で、実際の発表を開始します。

スライド共有しながら音声の解説を加えたり、カメラの前で身振り手振りしながら説明したりと、視覚と音声の両面から参加者に訴えることができます。

 

3.ホワイトボードの共有

  1. Zoomのメニューから「共有」をクリックし、「白板」を選択します。
  2. 空白のホワイトボードが開き、メニューにマーカーや図形描画ツールが表示されます。
  3. マウスやペンタブレットで、文字の書き込みや図の描画ができます。
  4. この状態でホワイトボードに描きながら説明を始めます。参加者もリアルタイムで確認できます。
  5. 説明が終わったら「共有を停止」ボタンで、ホワイトボードの共有を停止します。

ホワイトボードを共有するには、Zoomのメニューから「共有」を選び、「白板」を選択します。
すると空白の状態でホワイトボードが開き、メニューバーにあるツールを用いて書き込みができるようになります。

マーカーや図形描画ツールで文字を書いたり図を描いたりでき、マウスやペンタブレットを使った手書き入力が可能です。

 

4.チャット機能の利用

  1. Zoom画面下部の「チャット」アイコンをクリックしてチャットウィンドウを開きます。
  2. チャットの送信先(全員・パネリストのみ・特定の参加者など)を選択します。
  3. テキストボックスに質問やコメントなどを入力し、Enterキーか送信ボタンで発信します。
  4. 画面左側のチャット履歴に過去のやりとりが表示されるので、確認できます。
  5. ウェビナー終了後もチャットの履歴を閲覧できます。

チャット機能を使う場合、Zoom画面下部のチャットアイコンをクリックしてチャットウィンドウを開きます。送信先として全参加者かパネリストのみか個別の参加者を選択できます。

ここでテキスト入力欄に質問やコメントを入力し、Enterや送信ボタンをクリックすることでメッセージが配信されます。

画面左側には過去のチャット履歴が表示されるので、会話の流れを振り返ることができます。

 

5.発言権限の要求

  1. 自分の発言権限がオフになっていることを確認します。マイクアイコンに斜め線が入っている状態です。
  2. 画面上部の手アイコンをクリックします。するとホストに発言要求を知らせることができます。
  3. ホスト側画面で通知が出るので、要求した参加者のマイクアイコンをクリックして発言権限をオンに切り替えます。
  4. 画面左上に「発言者」と表示され、マイクの斜め線が消えて発言可能な状態になります。
  5. 発言後は再度手アイコンをクリックして発言権限の解除をリクエストできます。

発言権限がデフォルトでオフになっている場合、自身で直接オンに切り替えることはできません。

ただしZoom画面上部の手のアイコンをクリックすることで、ホストに対して発言権の要求を送信できます。

ホスト側に要求された旨が通知表示されるので、ホストがその参加者のマイクアイコンをクリックすることで発言権限を付与できます。

 

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