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資料請求の集客チャネルを徹底比較|ポイ活も取り入れる理由

Table of Contents
資料請求を増やすには、単一のチャネルに頼るだけでは不十分です。
SEO、展示会、メールマーケティングなど、従来から使われてきた手法に加えて、最近では「ポイントサイト(いわゆるポイ活)」を活用する企業も増えています。
本記事では、各チャネルの特徴を比較しながら、なぜ “ポイ活サイトも併用する価値” があるのかを解説します。
展示会・イベント出展というチャネル
強み:濃いリードとの直接接触
展示会は、業界関係者や見込み客が一堂に会する場です。
来場者は関心を持って訪れるため、資料請求・商談につながる可能性の高いリードとなることがあります。
対面での説明や質疑応答もでき、信頼関係構築のきっかけにもなります。
弱み:コスト・準備負担・時間的制約
一方で、展示会には出展料、ブース設営、人員配置、ノベルティ準備など多くのコストがかかります。
また、開催のタイミングや場所に制約があるため、即効性には限界があります。
特に、地方やニッチ市場に強いサービスの場合、展示会だけではリーチに限界が出ることも多くあります。
SEO・自然検索をベースにした集客
強み:中長期的な資産になる
SEOで上位化すれば、継続的なトラフィック獲得が可能になります。
自社サービスや業界情報でのコンテンツを育てておけば、検索ユーザーを資料請求へ誘導できます。
また、広告費を抑えつつ、安定した集客基盤を構築できる点が魅力です。
弱み:成果が出るまでに時間がかかる
ただし、SEOは成果化まで時間がかかります。
キーワード競合の激しい分野では、上位表示を得るのが難しく、継続的なコンテンツ改善が求められます。
また、検索意図とズレるキーワード経由の流入が冷やかしとなるリスクも無視できません。
メールマーケティング・リスト活用型チャネル
強み:既存接点からのリード化
既存顧客データベースやメルマガ、公式LINE登録者などを活用して資料請求を促す施策です。
信頼関係や接点がある相手に対してアプローチできるため、成約に繋がる可能性が高くなります。
また、新たな広告投資を必要としない点もメリットです。
弱み:拡張性の限界と飽和リスク
しかし、リスト型のチャネルには限界があります。
接点済みの人に何度も案内を出しても反応率は鈍化しがちです。
また、既存リストだけで新規を獲得するには限界があるため、拡張性という意味では他チャネルとの併用が必須です。
ポイ活(ポイントサイト経由)を併用する理由
補完的な役割としての強み
各チャネルには得意・不得意があります。
展示会は濃いリードを得やすいもののコストが高く、SEOは安定性はあるが即効性が弱い。
メールリストは既存接点には強いが拡張性に乏しい。
ポイ活経由は、これらがカバーしきれない「潜在層へのリーチ」や「即効性リードの確保」という役割を果たせます。
多チャネル戦略の“穴を埋めるピース”として機能するのです。
広告主にとってのリスクがない運用
ポイントサイト経由のリードにかかるコストはすべて当社が負担します。
つまり、広告主様には**追加負担なし**で資料請求リードを受け取っていただけます。
他のチャネルを使った場合、広告主様が費用を負うケースが多い中で、リスクなしに試せる集客手段としてポイ活は有効です。
チャネルごとの運用方法と特徴
展示会やイベントの場合
展示会・イベントは「対面」でのリード獲得が可能ですが、運用には準備が不可欠です。
出展企画、ブースデザイン、資料・ノベルティ制作、スタッフ手配など、事前に数ヶ月単位の計画が必要です。
運用の負担が大きい分、来場者の質は比較的高く、対話を通して相手の課題感をその場で把握できるのが強みです。
ただし「一度きりの機会」で終わることも多く、費用対効果を測るのが難しいという課題もあります。
SEO・自然検索の場合
SEOは「コンテンツの蓄積」が命です。
記事作成やWebサイトの改善を長期的に積み重ねて初めて上位表示が叶い、安定した集客チャネルへと育ちます。
一方で、検索アルゴリズムの変化や競合状況によって順位が変動し、安定性に不安が残る場合もあります。
そのためSEOは「短期の成果」ではなく「中長期の投資」として運用するのが前提になります。
メールマーケティングの場合
メールや公式LINEを使ったリスト活用は、最も運用がシンプルです。
既存リストへ配信するだけでよいため、運用負荷は軽く、配信ツールがあればすぐに実行できます。
しかし、課題は「反応率の鈍化」です。
何度も同じリストに配信していると、開封率やクリック率は低下していきます。
常に新しいリストを追加していかなければ成果が頭打ちになるのが実情です。
ポイ活(ポイントサイト)の場合
ポイ活経由の資料請求は、広告主様にとって運用負荷がありません。
掲載や管理は当社が行い、成果として届いたリードだけを広告主様に提供します。
つまり「企画・設計・運用負担なし」「リアルタイムでリードを確認できる」という点で、他チャネルに比べてシンプルに導入できるのが特徴です。
チャネルごとの効果測定指標(KPI)
展示会・イベントのKPI
展示会の効果測定では、
- 来場者数
- 名刺交換数
- 当日・翌週の商談化率
などが指標になります。
しかし、これらは「接触数ベース」の計測が中心であり、資料請求という明確なアクションには直結しにくいのが実態です。
SEO・自然検索のKPI
SEOでは、
- 検索順位(主要キーワード)
- オーガニック流入数
- CV(資料請求)率
が代表的なKPIです。
ただし、順位や流入数が伸びてもCVに直結しないケースもあり、効果測定が複雑になりやすい特徴があります。
メールマーケティングのKPI
メールやLINE施策では、
- 開封率
- クリック率
- CV率(資料請求への遷移)
が中心です。
しかし、既存リストへの配信であるため「新規獲得数」をKPIに据えることは難しく、既存接点の育成寄りの指標になりがちです。
ポイ活(ポイントサイト)のKPI
ポイ活経由では、
- 申込件数(資料請求数)
- 不正検知・除外件数
- 広告主側での商談化率
などが明確に測定可能です。
成果がリアルタイムで届くため、広告主様が「即日でリードの質」を把握できるのも特徴です。
不正な申込は当社で即時に排除しているため、広告主様に届く時点では“成果リード”として利用可能な状態になっています。
ポイ活の位置づけを再整理する
「主役」ではなく「補完チャネル」
ここまで比較してきた通り、展示会・SEO・メールといった施策にはそれぞれ強みと限界があります。
ポイ活はそれらを置き換えるものではなく、戦略全体を補完するチャネルとしての価値が大きいといえます。
特に「短期間で成果を増やしたい」「既存チャネルではリーチできない層を取り込みたい」という場面では、ポイ活の活用が合理的です。
広告主にとっての安心感
繰り返しになりますが、ポイントサイト経由の掲載費用は当社が負担します。
広告主様には追加コストが発生せず、届いたリードを確認しながら活用できる仕組みになっています。
これは「新しいチャネルを試したいが予算が不安」という広告主様にとって大きな安心材料です。
ポイ活を活用する際に注意すべきポイント
「冷やかし」や「虚偽申込」への対策
ポイ活経由に対して「ギフト券だけを狙っているのでは?」という懸念を持たれる広告主様もいます。
しかし当社では、
- 同一メールアドレスや端末による多重申請の自動検知
- 短時間集中や不自然なパターンの監視
- 虚偽情報が確認された際の即時ブロック
- 広告主様からの報告による成果除外
といった仕組みを整えています。
これにより、広告主様に届くのは実際に利用可能なリードのみです。
「ポイ活=冷やかしばかり」というイメージは、事実とは異なることをご理解いただけると思います。
不正申込を成果に含めない仕組み
「まるなげ資料請求」では、不正や虚偽が確認された申込は成果としてカウントされません。
広告主様にとっては「誤った情報を成果として受け取るリスクがない」ことを意味します。
これは他の広告媒体と比べても大きな安心材料であり、余計な負担をかけない仕組みとして高く評価されています。
誤解を避けるための情報発信
「ポイ活=怪しい」を払拭する姿勢
ポイ活という言葉にはどうしても「お小遣い稼ぎ」「冷やかし」という印象が伴います。
当社としては、こうした誤解を払拭するために、実際の流入比率(5%以下)や管理体制を公開しています。
さらに、公式ブログでも取り組みを継続的に紹介し、誤情報が拡散した際には速やかに是正する仕組みを取っています。
参考:公式見解記事はこちら
透明性の高い運営が信頼に直結
広告主様が安心して利用できるように、当社は「どのような申込が除外対象になるのか」を明確にし、実際の運用でも例外なく対応しています。
こうした透明性の高い運営こそが、ポイ活を含む複数チャネル戦略を支える基盤となっています。
チャネルをどう組み合わせるか
メインとサブのバランス
「まるなげ資料請求」の流入元は、
- 自社リスト(セミナー参加者や公式LINEユーザー):85%以上
- 自然検索:10%前後
- ポイントサイト:5%以下
という構成になっています。
この数字からも分かる通り、自社リストや自然検索が「メイン」のチャネルです。
しかし、これだけでは新規層へのリーチに限界があり、全体の成果が偏るリスクもあります。
そこで重要になるのがポイントサイト経由というサブチャネルです。
比率としては小さいものの、短期的に新しいリードを供給し、成果の底上げに貢献します。
自社リストや自然検索が「安定」を生み出す一方で、ポイントサイトは即効性と多様性を担保する役割を果たしているのです。
ポイ活を取り入れる理由の再確認
リードの多様性を確保できる
自社リストや自然検索だけでは、既存接点や特定の検索意図を持つユーザーが中心になります。
一方で、ポイ活経由では「普段は資料請求サイトに訪れない層」や「潜在的に情報収集を考えている層」へアプローチできます。
このように、チャネルを組み合わせることでリードの幅を広げられることが、ポイ活を取り入れる大きな意義です。
全体戦略の中で多様性を担保することは、成果を安定的に積み上げるための重要な要素といえます。
戦略全体の一部としての意味
ポイ活は決して「万能な手法」ではありません。
しかし、自社リスト・自然検索と組み合わせることで、全体戦略を底上げする補完的なチャネルとして活用できます。
誤解されがちなポイ活を正しく理解し、成果を安定的に積み上げる仕組みとして利用いただくことが、広告主様にとって最も合理的な選択肢です。