Sales Markerのセミナーを勝手に添削してみた!

インテントセールスで注目を集める「Sales Marker」のセミナー(【配信中】インテントマーケティングで狙い撃ち!リードナーチャリング施策を成功に導く新アプローチとは?)に参加してきました!セミナー中に紹介された事例やノウハウには多くの学びがあり、ウェビナー制作会社としての視点から、非常に参考になる内容が盛りだくさんでした。今回は、セミナーで特に「素敵だな」と感じたポイントを厳選して2つご紹介するとともに、私たちならこう改善する!という具体的なアイデアも交えて2つの提案をまとめてみました。ウェビナー制作に携わる方だけでなく、営業やマーケティングの現場で活用できるヒントが満載の内容となっていますので、ぜひ最後までお読みください!

※セミナーのスクリーンショットは、著作権者である株式会社Sales Marker様のサービスの魅力をお伝えする目的で使用しております。不利益を生じさせる意図は一切ございませんので、あらかじめご了承ください。

「Sales Marker」のセミナーで素敵だった点

素敵⑴ マーケティングの全体像を整理できた

リードジェネレーション(獲得)、リードナーチャリング(育成)、リードクオリフィケーション(選別)に関する新しい視点を学べたことが特に印象的でした。例えば、MAツールを使ったスコアリングの有効性についての議題では、スコアが低くても有効な商談が生まれる事例や、高スコアが必ずしも成果につながらない現実を知り、「確かにそうだ」と納得しました。大層にMAツールを導入しても、見込み客の行動データが限られる現実や、Webサイト訪問前の行動を把握する難しさについても、わかりやすい図解で説明してくださり、理解しやすかったです。

 

素敵⑵ インテントマーケティングに感服

自社のWebサイトに訪問する前の行動履歴データをインテントデータと呼びます。例えば、キーワード検索して見回ったページの行動履歴、レビューサイトの閲覧履歴など。従来のMAツールでは計測できないこのデータには、見込み客のニーズが隠されており、Sales Markerのサービスを通じてこれを効果的に活用できる点が非常に魅力的でした。

特に、興味関心の高い企業に的確にアプローチできるため、営業の無駄撃ちを大幅に減らせるという点は、実務に直結する大きなメリットです。また、インテントデータの収集方法についても分かりやすく説明され、cookie規制が進む中でのデータ収集手法としてIPアドレスを基に行動履歴を取得する仕組みが明確に理解できました。具体的には、どの企業がどのような情報を調べているのかを把握できるシステムは非常に先進的です。

Sales Marker社は、大手メディアとの幅広い提携を活かして貴重なインテントデータを効果的に収集しています。企業単位での調査情報を把握することで、個人情報保護法を遵守しながら安心して利用できる点も素晴らしいです。さらに、500万社もの企業データベースと連携することで、関心のある企業への的確なアプローチが可能となっています。この仕組みには本当に感服するばかりでした。

 

「Sales Marker」のセミナー弊社ならこう作る!

改善案⑴ 今すぐ導入したい!と感じる構成にする

現状のセミナーの構成では「インテントデータって凄い!!」「SalesMarkerって凄い!!」とは感じますが、今すぐ必要だとは感じづらいかと思いました。参加者目線では、使ってはみたいけど優先度はそんなに高くない施策と捉えられてしまう可能性もあるかと感じます。この問題を解決するために、弊社なら今すぐ購入したい!と感じるような構成に作り替えます。一例が以下の構成です。

 

  • スライド1枚目:購買プロセスの57%は営業担当と会う前に終わっている。
  • スライド2枚目:他社に負けないくらいWeb上のコンテンツを増やす必要がある。
  • スライド3枚目:検索広告、SEO、SNS、比較サイト etc…
  • スライド4枚目:ここで圧倒的に勝つのは難易度が高い。
  • スライト5枚目:では、どうすれば?
  • スライド6枚目:自社に流入する前段階でアプローチできれば良いのでは?
  • スライド7枚目:ニーズがあり検索中のユーザーにアプローチできればコンテンツ量が多くなくても勝てる可能性は上がる。
  • スライド8枚目:この行動履歴データがインテントデータ。
  • スライド9枚目:それを活用できるのがSalesMarkerで…具体的な事例は…だから広告費等に予算をかけ続けるよりもインテントマーケティングに予算を割いた方が効果的です。

 

改善案⑵ ワクワクする事例をもっと伝える

インテントデータやインテントマーケティングの話を聞いて、とても新しいマーケティング手法だと感じ、心が躍りました。もし自社で活用したら、費用対効果がどれだけ良くなるだろう?こんな効果も得られるかもしれない!と、いろいろと想像が膨らみました。このワクワク感をもっと伝えるには、具体的な事例を使ってその魅力を伝えるのが効果的だと感じました。

デザイン
※こちらのスライドは、デザイン性を重視したものではなく、あくまで記事の説明用として作成したサンプルとなっております。内容のご参考としてご覧いただけますと幸いです。

 

例えば以下のようなストーリーです。

 

A社長は、これまでアウトバウンド営業を使って新規顧客を獲得していました。具体的には、フォームDMとGoogle広告に取り組んでいましたが、結果は厳しいものでした。フォームDMの商談設定率はわずか0.07%、そこからの成約率は10%ほど。さらに、アウトバウンド営業で得られる商談は質が低く、値引き要求が多い上に利益がほとんど残らないという問題を抱えていました。14,000件のフォームDMを送って10件商談が設定され、そのうち1件が契約に至るものの、結局値引き要求で利益がほぼ残らない…。これがA社長の現実でした。

しかし、インテントセールスに切り替えたことで状況は一変しました。必要としている企業に絞ってフォームDMを送ることで、商談設定率が2%に向上しました。さらに、商談の成約率も50%に達し、紹介経由と同等の成果を得られるようになりました。しかも、一人法人であるA社長が大企業との商談を設定できるようになり、有効商談の数が大幅に向上しました。

 

このように、Sales Markerのメインターゲットに合った事例を、現場のリアルな課題と解決策を交えて伝えることで、読者にワクワク感を届けることができるのではないでしょうか。

 

まとめ

ここまで「Sales Marker」セミナーの素敵だった点と弊社ならこう作る、という改善案についてご紹介してきました。

しかし、自社でウェビナーを企画・開催するのは、時間やリソースの面で難しいと感じる方も多いのではないでしょうか。そんな課題を解決するために、ウェビナー代行サービス「まるなげセミナー」があります。このサービスでは、ウェビナー経由での商談化率20〜30%を実現するために、登壇以外のすべての業務を代行します。具体的には、ウェビナーの企画立案、集客、資料作成、進行管理、フォローアップまでを一貫してサポートします。

自社のリソースをコア業務に集中させながら、ウェビナーを用いた新規営業を行うなら「まるなげセミナー」がお勧めです。

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