【ウェビナーツール比較】Webexの気になる無料・有料プランの違いと最新AI機能についても解説!
目次
Webexは、Ciscoが提供する高機能なウェビナーツールです。
高品質なビデオ会議機能を核に、注釈ツール、デジタルホワイトボード、画面共有などウェビナーツールとしての基本的な機能を、ほぼすべて備えています。
項目 | 内容 |
---|---|
対象ユーザー | 小規模チームから大規模企業まで |
主な機能 | ビデオ会議、画面共有、チャット、ホワイトボード、AI支援(文字起こし、翻訳等) |
基本料金 | 無料版あり、有料版は1,700円/年/ユーザーから |
最大参加者数 | 無料版:100名、有料版:150名〜1000名(プランによる) |
またAI機能による自動文字起こし、リアルタイム翻訳、ノイズ除去など、生産性向上のための革新的な機能も利用可能に。
企業向けの高度なカスタマイズ性や分析機能も充実しており、ビジネスニーズに応じた柔軟な利用が可能な点もWebexの特徴の1つです。
この記事では、Webexのウェビナーツールとしての機能やウェビナーの開催方法、Zoomとの違いなどについて詳しく解説しています。
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【ウェビナーツール】Webexって、どんなツールのなの?
機能 | 概要 |
---|---|
ビデオ会議 | 高品質な映像と音声での通話、Ciscoのセキュリティを備えた接続 |
注釈ツール | ミーティングやプレゼンテーション中に情報を強調・注釈するためのツール |
ホワイトボード | アイデアをスケッチしたり、共同で作業するためのデジタルホワイトボード機能 |
画面共有 | ドキュメント、スライド、アプリケーションなどのリアルタイム共有 |
仮想背景 | ユーザーの背景を任意の画像に置き換えることができる |
チームコラボレーション | チャット、ファイル共有、ホワイトボード機能を提供するチームスペース |
練習セッション | プレゼンテーション前に、一部の人とプライベートに練習するためのセッション |
Q&A | ミーティング参加者が質問を投稿し、主催者が回答するセクション |
ミーティングの録画 | オンライン会議の内容を録画・保存 |
Webexは、Ciscoが提供する高機能なウェビナーツールです。
高品質なビデオ会議機能を核に、多彩な機能を備えており、注釈ツールやデジタルホワイトボードを使用すれば、より魅力的なプレゼンテーションを開催することが可能です。
基本的な画面共有機能や仮想背景機能なども備えています。
またWebexでは仮想オフィスとして利用可能な「チームコラボレーション機能」と本番環境でウェビナーの練習ができる「練習セッション機能」もあります。
Webexのチームコラボレーション機能について
- チャット機能:リアルタイムでのテキストベースのコミュニケーション
- ファイル共有:チーム内でのドキュメントや資料の共有
- ホワイトボード機能:アイデアの視覚化や共同作業のためのデジタルスペース
- チームスペース:プロジェクトやトピックごとに分けられた専用の作業エリア
- 統合されたコミュニケーション:ビデオ会議、音声通話、メッセージングの一元管理
チームコラボレーション機能では、チャットやファイル共有が可能で、会議以外でもオンライン上でお互いにコミュニケーションが可能です。
またWebex上ですべての機能が統合されており、必要に応じてツールの切り替えが不要なこと。
そして、一連の業務の流れを中断することなく、WEB上でお互いに効率的に作業を進められるのが、Webexのチームコラボレーション機能の特徴です。
Webexの練習セッション機能について
- プレゼンテーション前の非公開練習:本番前に一部の人とプライベートに練習可能
- 実際の会議環境の再現:本番と同じ設定や機能を使用して練習できる
- フィードバックの即時取得:参加者から直接的なフィードバックを得られる
- 技術的問題の事前発見:音声、映像、共有機能などの問題を事前に確認できる
Webexの練習セッション機能は、会議・ウェビナーの本番前にプライベートな環境で練習することが出来る機能のことです。
その名の通り、実際の会議・ウェビナー環境を再現し、練習ができるので本番でのトラブルを最小限に抑えられやすくなります。
Webextの無料・有料プランと機能の違い一覧
機能 | 無料版 | 有料版 |
---|---|---|
最大会議時間 | 40分 | 24時間 |
最大参加者数 | 100名 | 150名〜1000名(プランにより異なる) |
ビデオ会議 | ○ | ○ |
画面共有 | ○ | ○ |
チャット | ○ | ○ |
仮想背景 | ○ | ○ |
録画機能 | ○(ローカル録画のみ) | ○(クラウド録画可能) |
高度なセキュリティ機能 | × | ○ |
管理機能 | × | ○ |
カスタマーサポート | × | ○ |
追加費用 | なし | 年額20,400円/ユーザー〜 |
Webexは無料版でも、基本的なビデオ会議機能の利用が可能です。
しかも、無料プランであっても100名までの参加者でのビデオ会議、画面共有、チャット、仮想背景の使用が可能です。
ただし、会議時間は40分に制限され、ローカル録画のみが可能です。
一方、有料版では、これらの制限が大幅に緩和されます。
Webexの有料プランで出来るようになること
- 長時間の会議:最大24時間の連続したミーティングが可能
- 大規模な参加者数:150名から1000名までの参加者を収容可能
- クラウド録画:会議内容をクラウドに直接録画し、簡単に共有可能
- 高度なセキュリティ機能:企業レベルのセキュリティ設定が利用可能
- 専門的な管理ツール:詳細な参加者管理や利用状況の分析が可能
WebeXの有料プランでは、会議時間が最大24時間まで延長され、参加者数も150名から1000名(プランにより異なる)まで増加します。
さらに、クラウド録画機能が追加され、高度なセキュリティ機能や管理機能も利用可能になります。
そして、Webex有料版の最大の利点は、ビジネスニーズに合わせたカスタマイズと拡張性です。
例えば、大規模なウェビナーの開催、詳細な参加者管理、高度な分析ツールの使用できるようにためビジネス戦略の幅を広げることが可能になります。
Webexの有料版の各種プランの違い
プラン名 | 料金 | 最大会議時間 | 最大出席者数 | 主な特徴 |
---|---|---|---|---|
スターター | 1,700円/年/ユーザー(約142円/月) | 24時間 | 150名 | • 基本的なビデオ会議機能 • 画面共有 • チャット機能 |
ビジネス | 2,700円/月/ユーザー(32,400円/年) | 制限なし | 200名 | • スターターの全機能 • 5GBのクラウド録画ストレージ • カスタマイズ可能なミーティングURL • 管理機能の強化 |
エンタープライズ | お問い合わせ | 制限なし | 1000名 | • ビジネスの全機能 • 無制限のクラウド録画ストレージ • 高度なセキュリティ機能 • カスタマイズ可能なブランディング • 専門的なカスタマーサポート |
Webexの各種有料プランは、主に会議の規模、機能の豊富さ、セキュリティレベルが異なります。
有料プランの特徴:スタータープラン
「スタータープラン」は、小規模チームや個人事業主に適しています。24時間の会議時間と150名までの参加可能で、基本的なウェビナーツールレベルのことが低コストで行えるのが特徴です。
有料プランの特徴:ビジネスプラン
「ビジネスプラン」は、中規模企業向けで参加者数が200名まで増え、クラウド録画ストレージや管理機能が強化されます。
より多くの参加者とのコラボレーションや、会議データの保存・管理を重視する組織に適しているでしょう。
有料プランの特徴:エンタープライズプラン
エンタープライズプランは、大規模組織や高度なセキュリティを求める企業向けです。
1000名までの参加者、無制限のクラウド録画、高度なセキュリティ機能を提供します。
グローバル展開している企業や、厳格なコンプライアンス要件がある業界の組織におすすめです。
各プランは、組織の規模や要件に応じて段階的に機能が拡張されており、ユーザーは自社の目的に合わせて適切なプランを選択できます。
Webexでウェビナーは出来るの!?
Webexをウェビナーツールとして活用する5つの方法:
1.ログイン:
- Webexのウェブサイトまたはアプリにアクセス
- ユーザー名とパスワードを入力してログイン
2.日時などの設定方法:
- ダッシュボードから「ミーティングをスケジュール」を選択
- 日時、所要時間、タイトルを入力
- 必要に応じて定期的なミーティングとして設定
- セキュリティオプション(パスワード、待機室など)を設定
3.招待方法:
- 参加者のメールアドレスを入力
- または生成された招待リンクをコピーして共有
4.開始方法:
- スケジュールされた時間になったら「開始」ボタンをクリック
- 音声とビデオの設定を確認
- 「ミーティングを開始」を選択
5.分析方法:
- ミーティング終了後、「レポート」セクションにアクセス
- 参加者数、参加時間、エンゲージメントスコアなどの指標を確認
- 必要に応じてデータをエクスポート
Webexでのウェビナー開催する際にはダッシュボードから新しいミーティングをスケジュールし、日時や所要時間、タイトルを設定します(セキュリティオプションも必要に応じて調整しましょう)。
次に、参加者の招待を行います。
メールアドレスを直接入力するか、生成された招待リンクを共有します。この段階で、プレゼンテーション資料の準備や、必要に応じて練習セッションを行うことも可能です。
ウェビナー当日は、スケジュールされた時間になったら「開始」ボタンをクリックし、音声とビデオの設定を確認してミーティングを開始。
プレゼンテーションやQ&Aセッションを行い有意義なウェビナーを運営しましょう。
Webexで外部の人を招待するためには、どうすれば良いの?
Webexのウェビナーに招待する流れ:
- ウェビナーをスケジュールする際に「招待」セクションを開く
- 招待したい人のメールアドレスを入力する
- または「招待リンクをコピー」オプションを選択する
- コピーしたリンクを任意の方法(メール、メッセージなど)で共有する
- 必要に応じて、パスワードやその他の参加情報を別途共有する
Webexでアカウントを持っていない人を招待する際は、招待リンクの共有を行えばOK!
この方法では招待された人がWebexアカウントを作成する必要がなく、ブラウザから直接参加できます。
可能であればパスワード保護を設定し、待機室機能を有効にして不審な参加者を事前にチェックできるようにしておきましょう。
【ウェビナーツール比較】Zoomウェビナー VS Webex
機能 | Zoomウェビナー | Webex |
---|---|---|
使いやすさ | ◯ | △ |
配信品質 | ◯ | ◯ |
CRM連携 | △ | ◯ |
カスタマイズ性 | △ | ◯ |
分析機能 | △ | ◯ |
ZoomウェビナーとWebexは、どちらも高品質なウェビナーを提供できるツールですが、いくつかの点で異なります。
Zoomは使いやすさで優れており、初心者でも直感的に操作できます。一方、Webexはやや複雑ですが、より多くの機能と高度なカスタマイズが可能です。
配信品質は両者とも高水準ですが、WebexはCiscoのネットワーク技術を活かした安定性が強みです。
またCRM連携、カスタマイズ性、分析機能においては、Webexの方が優れており、特に企業向けの機能が充実。
ビジネスニーズに合わせた細かい設定や詳細な分析が可能な点は、Webexに軍配が上がるでしょう。
ただし、日本国内でのWebexの認知度は低く、逆にZoomは一般ユーザーにも受け要られており、誰でも簡単に始められ、参加しやすいという利点があります。
結論として、Webexは高度な機能や企業向けの統合性を求める組織に適しており、Zoomは使いやすさと即時性を重視するユーザーに適していると言えるでしょう。
ウェビナーツールとして見た時のWebexの懸念点
Webexでウェビナーを行う際の懸念点:
- ウェビナー専用機能の不足(Q&A、投票、参加者管理など)
- 大規模ウェビナーでの安定性の懸念(特に無料版や低価格プラン)
- カスタマイズ性の限界(ブランディングやUIのカスタマイズが限定的)
- 詳細な分析機能の不足(参加者の行動分析やエンゲージメント測定など)
- マーケティング機能との連携の弱さ(リード獲得、フォローアップなど)
Webexは高機能なウェビナーツールですが、最も顕著なのは操作性の複雑さで、パソコンやスマホの扱いに不慣れな人には正直オススメできません。
Webexは他のツールと比較して料金が高めなため、小規模な組織や個人ユーザーにとってはコストが障壁となりやすい!
またモバイルデバイスでの利用に関しては、一部の高度な機能が制限されるため、フルの機能を活用するにはPC環境が推奨されます。
高度なWebexのカスタマイズには専門知識が必要で、IT部門のサポートなしでは難しいというのも人を選ぶ理由でしょう。
Webex + 独自AIでウェビナーは、どう変わる?
- 自動文字起こし:会議中の発言をリアルタイムでテキスト化
- リアルタイム翻訳:100以上の言語で会議内容をリアルタイムに翻訳
- ノイズ除去:背景ノイズを抑制し、話者の音声を明瞭に
- 会議要約:会議内容を自動的に要約し、主要ポイントを抽出
- ジェスチャー認識:参加者の手のジェスチャーを認識し、リアクションとして表示
WebexのAI機能は、Cisco Webex Assistantと呼ばれる人工知能アシスタントを中心に構成されています。
このAIは、会議の効率化と生産性向上を目的として設計されており、上記のような機能を発揮します。
自動文字起こし機能により、会議の内容をリアルタイムでテキスト化したり、リアルタイム翻訳機能で多言語環境での円滑なコミュニケーションを支援したり、ノイズ除去技術によって、在宅勤務などでの背景ノイズを軽減し、クリアな音声でのコミュニケーションを可能にします。
また、これまで面倒だった会議も「会議要約機能」を使えば、長時間の会議内容を簡潔にまとめ、重要ポイントの把握がこれまでよりも簡単に出来るようになるでしょう。
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