最新!社会保険労務士向け4つのWeb集客方法と集客力UPのコツとは?

社労士(社会保険労務士)の仕事と言えば、一昔前までは「資格があれば安泰」と思われていたお仕事でした。
しかし、社労士の数が増えて競争が激しくなった現在、これまで以上に営業活動に力を入れなければ安定した売上を維持するのが難しくなってしまいました。
ただ、社労士としての仕事もしながら集客や新規開拓営業も……となると、正直何をして良いのか分からないという方が多いのではないでしょうか?
本記事では、そんな集客・営業・新規開拓に悩む社労士の方向けに「web集客がうまく行かない理由」と「オススメのweb集客法」「web集客のコツ」について詳しく解説します。
【関連記事①▶】 【2023年】最新営業手法のメリット・デメリットを紹介!数字でわかる最新営業手法の魅力
【関連記事②▶】 営業アプローチがうまくいかない時に使える手法
◆目次◆
1.社会保険労務士のWeb集客がうまくいかない理由
1.ターゲティングができてない
2.ターゲットに響く広告が作れていない
3.競合が多く、自社の認知度が低い
4.web上での露出が低く、正しく評価されていない
2.【2023年最新】社労士におすすめのWeb集客方法5選
1.SEO対策
2.SNS
3.リスティング広告
4.MEO対策(Googleビジネスプロフィール)
5.ウェビナー集客
3.成功するweb集客のポイント
1.訴求を絞り明確にする
2.時期に合わせて訴求を変える
3.業務や訴求にあわせたホームページやLPを作成する
4.まとめ
▮社会保険労務士のWeb集客がうまくいかない理由
「何をやってもお客様が来ない」
「チラシや広告を打っているが、思うように集客出来ていない」
そんなアナタの会社の集客―特にweb集客がうまく行っていない原因は、次の4つにあるのかもしれません。
- ターゲティングができてない
- ターゲットに響く広告が作れていない
- 競合が多く、自社の認知度が低い
- web上での露出が低く、正しく評価されていない
1.ターゲティングができてない
社労士として得意とする分野の仕事を、どんなニーズを持っている人に知ってほしいですか?
アナタは次の3つに対して明確な答えをもっているでしょうか?
1.誰の(年齢、職種)
2.悩みを(抱えている問題、潜在的なニーズ)
3.どうやって解決する(提供するサービス、解決する方法)
上記の3つはアナタが持っているサービスを提供したい“ターゲットの特徴”です。
社労士の方のweb集客がうまく行っていない理由の1つに「ターゲットを定めずに集客を行っている」が挙げられます。
どんなに優秀な社労士さんであっても、自分が提供するサービスを、そのサービスを求めている人に知ってもらえなければ顧客を掴むことなど出来ません。
もし、アナタが上記の3つの質問に対して明確な答えがないのなら、まずはweb集客のターゲティング設定から見直した方が良いでしょう。
2.ターゲットに響く広告が作れていない
ターゲットが決まっても、そのターゲットの属性にあった”響くweb広告”を配信できなければ高い集客効果は見込めません。
例えば「社会保険に強い社労士を求めている」「人事に関する専門的な書類を作成して欲しい」という人に対して「まずは無料相談から!」というようなアプローチは効果が薄いというのはイメージ出来るのではないでしょうか?
web集客の効果を高めるために重要なテクニックはターゲットの属性と悩みにマッチングする広告を作ること。
文言や色味、デザインなど見込み客に与えたいイメージを考えながら、しっかりとデザイナーと話し合うことでターゲットに響く広告が作れるようになります。
3.競合が多く、自社の認知度が低い
ライバルが多く、さらに自社の認知度が低い状態ではweb広告にお金を費やしても思ったほどの効果は見込めません。
特にリスティング広告のように大手競合が多い状態でweb広告にお金をかけてしまうと、集客出来ない上に、1人当たりのリスト獲得単価も高くなるしで良いことがありません!
web集客で結果を出したいのなら競合が少ないエリアやキーワードで、自社の認知度を上げるように意識しましょう。
4.web上での露出が低く、正しく評価されていない
web上で自社の露出が多く、認知度を高めようとしない限り、正当な評価を得られないことがほとんどです。
例えば同規模程度の社労士事務所があったとして、SNSでのフォロワー数が1000の事務所と100の事務所だったら、アナタはどちらに仕事を依頼したいですか?
ユーザー心理としてはフォロワー数が多い方に仕事を依頼したいのではないでしょうか?
このようにwebで露出を増やすことによって獲得できるフォロワー数やエンゲージメント数の高さ(いいね!数など)は、そのまま社労士事務所としての評価に繋がります。
もし、アナタの事務所が思うように集客出来ていないのなら、web上、特にSNS上での露出が低いからかもしれません。
▮【2023年最新】社労士におすすめのWeb集客方法5選
集客がうまく行っていない社労士事務所の原因について詳しくご紹介させて頂きました。
この章では、社労士の方にオススメなweb集客の方法5つについてそれぞれ詳しく解説します!
- SEO対策
- SNS
- リスティング広告
- MEO対策(Googleビジネスプロフィール)
- ウェビナー集客
1.SEO対策
特定のキーワードからアクセスが増えるように記事を書いたり、コンテンツを作成したりするweb集客方法を「SEO対策」と呼びます。
web集客を行う上で基本的な手法ですが、近年「E-A-T」と呼ばれる要素がweb集客を行う上で重要になったこともあり、コタツ記事と呼ばれる量産型ブログよりも専門家がしっかり書いた記事の方が検索上位に表示されやすくなっています。
E-A-Tとは
・Expertise(専門性)
・Authoritativeness(権威性)
・Trustworthiness(信頼性)
上記の頭文字を取ったものです。
昨今のGoogleは、このE-A-Tを非常に重要視しており、端的に言えば「専門家が書いた信頼性がある記事を正しく評価し、上位表示させる」というような検索エンジンの作りになっています。
つまり、社労士や労務士本人が保険のことや、労務に関することなどについて、詳しくいブログを書くだけでも、十分にweb集客効果が見込めるということなのです!
だからアナタが自社ブログに力を入れていないのなら、今すぐ自社ブログを更新して検索上位表示を目指すべきでしょう。
2.SNS
社労士や労務士であったとしても、今やSNSを使って集客するのは一般的な手段となりつつあります。
TwitterやInstagram、Facebookなどで情報を発信したり、セミナー開催の告知を開いたりするだけでなく、SNSそのものに広告を出すなどSNSを使ったweb集客の方法にもイロイロなものがあります。
また社労士が取り扱っている社会保険や人事向けの書類作成などは内容が専門的なこともあって、ブログだけでは内容が分かりにくいことがありますよね。
そういった分かりにくい内容のものはYou Tubeなどで動画配信をしたり、ライブアプリを使って動画で解説したりするなどして、自社の認知度を上げることでweb集客力を高めることが可能です。
3.リスティング広告
リスティング広告とは、特定のキーワードで検索するユーザーに向けて広告を出す集客手法のことです。
GoogleやYahoo!などで検索するユーザーに対して自社をアピールするリスティング広告は、1クリックごとに費用が発生する「クリック課金制」と呼ばれる料金体系になっています。
このクリック課金制のリスティング広告はクリックされることによって広告費が発生しますが、単価のみで考えた場合、他のweb広告やweb集客手法よりもコストパフォーマンスに優れているというメリットがあります。
4.MEO対策(Googleビジネスプロフィール)
グーグルマップを使うユーザーが自社を見つけやすくするweb集客手法を「MEO対策」と呼びます。
SEO対策と異なり、コチラはグーグルマップなどの「地図アプリ上で上位表示を狙う」というweb集客手法です。
SEO対策よりも広告費が抑えられるだけでなく個人でも行いやすいweb集客手法で、且つ限定されたエリアで行うことが可能なため、他のweb集客手法よりもリード獲得と顧客化が容易であるとされています。
Googleはグーグルマップ上の口コミが多く、評価が高い会社ほど上位表示させる傾向があり、お客様に口コミを書いてもらうなどはMEO対策では重要な施策となります。
5.ウェビナー集客
最新のweb集客手法として注目されているのがweb上でセミナーを行い、集客とリード獲得、顧客化までを一気通貫で行ってしまうウェビナー集客です。
さまざまな業種でウェビナーを使った集客が行われていますがウェビナーはBtoBに強いということをご存知でしょうか?
特にまるなげセミナーのウェビナーの場合は、参加者の20〜30%がウェビナー参加後に個別相談・個別商談に移行するという調査結果が出ています。この商談移行率はテレアポや飛び込み営業での商談移行率を遥かに上回る数字です。
まるなげセミナーでは下記のような社会保険料と労災に関するウェビナーも開催しています!
アナタの社会保険料払い過ぎかも!役員の社会保険料を適法に50%以上節減するやり方とは?
経営者参加必須!?労災事故で会社がつぶれる!!必ず入ろう労災上乗せ保険!!
もし、アナタがweb集客で何をやってもうまく行っていないとお悩みなら、とりあえずウェビナー開催を検討されてみてはいかがでしょうか?
▮成功するweb集客のポイント
web集客の手法には、いろいろなものがありますがweb集客を成功させるためには次の3つのポイントを抑える必要があります。
1.訴求を絞り明確にする
2.時期に合わせて訴求を変える
3.業務や訴求にあわせたホームページやLPを作成する
本章では、web集客力を上げるための基本的なポイントについて解説します。
1.訴求を絞り明確にする
テレビCMや新聞の折込チラシと異なり、web集客は「特定の悩みを抱えるユーザーのニーズを抑える」ということが重要になります。
例えば「社会保険」「労災」という2つの情報を1つの広告に盛り込んでしまうと、ユーザーに訴えかける内容が「社会保険だけ」「労災だけ」に比べると弱くなってしまいます。
逆に言えばターゲットユーザーの総数は少ないものの「中小企業の経営者に向けた社会保険のセミナーを開催する」というように、ターゲットのニーズを掘り起こすように訴求を絞り明確にすることで訴求力が上がるということです。
2.時期に合わせて訴求を変える
確定申告の時期に年末調整のweb広告を出しても、望むほどの集客効果は期待できないでしょう。
web集客はニーズだけでなく、その時期のトレンドに合わせて訴求内容を変更することで本来の効果を発揮します!
通年して同じようなweb集客を行うのではなく、時期や社会のトレンドに応じて訴求の切り口やデザインを変えることでも集客力を高めることが可能です。
3.業務や訴求にあわせたホームページやLPを作成する
社労士や労務士の業務は多岐に渡りますが、全ての業務を網羅するようなホームページやLP作りはオススメ出来ません。
「1.訴求を絞り明確にする」で解説したように、訴求とターゲットを絞ることで集客力は上がります。
特にSEO対策では1つホームページ上で上位表示される記事は限られるため、E-A-Tを高めるためにも1つの分野に特化したホームページを作ることが重要になります。
またLP(ランディングページ)を使ってwebからの問い合わせ率を増やす場合も、1つの訴求内容に絞ったLPの方が問い合わせ率が上がります。
予算に限りはあるものの、出来るのなら業務や訴求にあわせたホームページやLPを作成し、それぞれ目的に応じて使い分けることをオススメします。
▮まとめ
コロナ禍もあって新規開拓営業や対面でのセミナーが難しくなっており、そのせいで売上不振に陥っている士業の方も少なくありません。
しかし、ご紹介したようなweb集客手法を行うことでコスパ良く、顧客を掴むことが出来るようになるかも知れませんよ?
もし、アナタが今のままの売上で満足していないのなら、まるなげセミナーブログでweb集客技法を学ばれてみるのもオススメです!