最新!社会保険労務士向け4つのWeb集客方法と集客力UPのコツとは?

社労士(社会保険労務士)の仕事と言えば、一昔前までは「資格があれば安泰」と思われていたお仕事でした。
しかし、社労士の数が増えて競争が激しくなった現在、これまで以上に営業活動に力を入れなければ安定した売上を維持するのが難しくなってしまいました。
ただ、社労士としての仕事もしながら集客や新規開拓営業も……となると、正直何をして良いのか分からないという方が多いのではないでしょうか?
本記事では、そんな集客・営業・新規開拓に悩む社労士の方向けに「web集客がうまく行かない理由」と「オススメのweb集客法」「web集客のコツ」について詳しく解説します。
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社会保険労務士のWeb集客がうまくいかない理由
「何をやってもお客様が来ない」
「チラシや広告を打っているが、思うように集客出来ていない」
そんなアナタの会社の集客―特にweb集客がうまく行っていない原因は、次の4つにあるのかもしれません。
①ターゲティングができてない
②ターゲットに響く広告が作れていない
③競合が多く、自社の認知度が低い
④web上での露出が低く、正しく評価されていない
1.ターゲティングができてない
社労士として得意とする分野の仕事を、どんなニーズを持っている人に知ってほしいですか?
アナタは次の3つに対して明確な答えをもっているでしょうか?
1.誰の(年齢、職種)
2.悩みを(抱えている問題、潜在的なニーズ)
3.どうやって解決する(提供するサービス、解決する方法)
上記の3つはアナタが持っているサービスを提供したい“ターゲットの特徴”です。
社労士の方のweb集客がうまく行っていない理由の1つに「ターゲットを定めずに集客を行っている」が挙げられます。
どんなに優秀な社労士さんであっても、自分が提供するサービスを、そのサービスを求めている人に知ってもらえなければ顧客を掴むことなど出来ません。
もし、アナタが上記の3つの質問に対して明確な答えがないのなら、まずはweb集客のターゲティング設定から見直した方が良いでしょう。
2.ターゲットに響く広告が作れていない
ターゲットが決まっても、そのターゲットの属性にあった”響くweb広告”を配信できなければ高い集客効果は見込めません。
例えば「社会保険に強い社労士を求めている」「人事に関する専門的な書類を作成して欲しい」という人に対して「まずは無料相談から!」というようなアプローチは効果が薄いというのはイメージ出来るのではないでしょうか?
web集客の効果を高めるために重要なテクニックはターゲットの属性と悩みにマッチングする広告を作ること。
文言や色味、デザインなど見込み客に与えたいイメージを考えながら、しっかりとデザイナーと話し合うことでターゲットに響く広告が作れるようになります。
3.競合が多く、自社の認知度が低い
ライバルが多く、さらに自社の認知度が低い状態ではweb広告にお金を費やしても思ったほどの効果は見込めません。
特にリスティング広告のように大手競合が多い状態でweb広告にお金をかけてしまうと、集客出来ない上に、1人当たりのリスト獲得単価も高くなるしで良いことがありません!
web集客で結果を出したいのなら競合が少ないエリアやキーワードで、自社の認知度を上げるように意識しましょう。
4.web上での露出が低く、正しく評価されていない
web上で自社の露出が多く、認知度を高めようとしない限り、正当な評価を得られないことがほとんどです。
例えば同規模程度の社労士事務所があったとして、SNSでのフォロワー数が1000の事務所と100の事務所だったら、アナタはどちらに仕事を依頼したいですか?
ユーザー心理としてはフォロワー数が多い方に仕事を依頼したいのではないでしょうか?
このようにwebで露出を増やすことによって獲得できるフォロワー数やエンゲージメント数の高さ(いいね!数など)は、そのまま社労士事務所としての評価に繋がります。
もし、アナタの事務所が思うように集客出来ていないのなら、web上、特にSNS上での露出が低いからかもしれません。
社労士の集客に「ウェビナー」は効果的か
社労士の方々は、労働法の専門家であり、企業の人事労務や労働保険の手続きなど、多岐にわたる業務を行っています。しかし、競合が激化する中で、新規顧客を獲得するためには差別化が求められます。そこで、近年注目を集めているのがウェビナーです。ウェビナーを活用することで、社労士の方々は自身の専門知識を活かし、オンライン上で多くの人にアピールすることができます。
実際に「まるなげセミナー」では「社労士」の集客をウェビナーを使い支援をしてきました。まずは実際の事例を紹介させて頂きます。

《社労士の集客事例①》社内研修に助成金が!? 社員のスキルアップとコストカットが両立する社労士が教える助成金セミナー
はやぶさ社会保険労務士法人による、『国が支給する人事関連の助成金』に関するセミナーが開催されました。セミナーは、経営者や人事担当者など、人材系の助成金を活用したいと考える方を対象に開催されました。
吉田達生氏による分かりやすい解説により、参加者は会社に合わせた人材系の助成金の申請方法や、敬遠されがちな助成金の種類について学びました。また、実際に助成金を活用している企業の事例や、申請時の注意点なども紹介され、参加者からは好評の声が上がりました。
過去には、このセミナーを受講した企業から、助成金の活用によりコスト削減や人材育成の成果が出たという声も寄せられています。今回も多数の企業が参加し、助成金活用に向けた具体的なアイデアや方針を持ち帰ることができたと参加者からは満足の声が多く上がりました。
このセミナーは27名のセミナー応募がありました。

《社労士の集客事例②》会議での長い沈黙!それは発言のしにくさが原因かも。心理的安全性のイロハを学ぼう
このセミナーでは、心理的安全性の重要性や職場への影響、そして高める方法について解説されました。講師は社会保険労務士法人ジャスティスの長山海氏でした。
従業員が自分の意見を言いづらくなる原因として、心理的安全性が低い職場の例が挙げられました。また、意見がまったく出ない職場や人材定着に悩む経営者にとっても、心理的安全性を高めることが有効であることが説明されました。心理的安全性が高い職場でのメリットや低い職場でのリスクをわかりやすく説明いただきました。参加者からは、セミナーがわかりやすく、心理的安全性への関心が高まったと大変好評でした。
このセミナーは21名のセミナー応募がありました。

《社労士の集客事例③》人材募集しても応募がない…その原因は求人票かも?結果のでる採用活動のやり方を解説
このセミナーでは「効果的な求人票の書き方と採用力向上」について説明頂きました。人材採用に悩む経営者や管理職に対して、求人票の書き方や採用プロセスの改善方法について解説が行われました。
求人票に問題があることが応募者が集まらない原因であることを説明し、効果的な求人票の書き方について具体的な方法を紹介しました。また、なぜ応募や問い合わせがないのかについても解説がありました。
受講者からは「問い合わせが増えた」という喜びの声が寄せられ、効果的な採用活動の方法について学べたと好評を博しました。人材採用に悩んでいる経営者や管理職にとって、今後の採用活動の方針を考える上で、非常に有益な情報が得られるセミナーでした。
このセミナーは20名のセミナー応募がありました。

《社労士の集客事例④》アナタの社会保険料払い過ぎかも!役員の社会保険料を適法に50%以上節減するやり方とは?
このセミナーは、社会保険料が高すぎると感じている企業役員や経営者向けに、適正な節約方法を提供することを目的として開催しました。セミナーでは、社会保険料を削減する方法や、それによって利益率が上昇する理由について説明。
また、年金受給者であるシニア役員の年金を復活させる方法についても解説されます。過去に受講した参加者の中には、年収を抑えずに社会保険料を71万円減額した社長や、社会保険料を81万円減額し、年金支給額を193万円復活させた方もいたようです。
「まるなげセミナー」では、コレまで1800回の、ウェビナーを開催してきました。「社労士」業界での集客実績は上記以外にも多数ございますので、宜しければ下記フォームよりお問い合わせ下さい。
ウェビナーで登壇する以外の全てを”丸投げ”できるので、煩わしい”集客”から解放されます。

【2023年最新】社労士におすすめのWeb集客方法5選
この章では、社労士の方にオススメなweb集客の方法5つについてそれぞれ詳しく解説します!
(社労士集客におすすめ①)SEO対策
特定のキーワードからアクセスが増えるように記事を書いたり、コンテンツを作成したりするweb集客方法を「SEO対策」と呼びます。
web集客を行う上で基本的な手法ですが、近年「E-A-T」と呼ばれる要素がweb集客を行う上で重要になったこともあり、コタツ記事と呼ばれる量産型ブログよりも専門家がしっかり書いた記事の方が検索上位に表示されやすくなっています。
E-A-Tとは
Expertise(専門性)
Authoritativeness(権威性)
Trustworthiness(信頼性)
上記の頭文字を取ったものです。
昨今のGoogleは、このE-A-Tを非常に重要視しており、端的に言えば「専門家が書いた信頼性がある記事を正しく評価し、上位表示させる」というような検索エンジンの作りになっています。
つまり、社労士や労務士本人が保険のことや、労務に関することなどについて、詳しくいブログを書くだけでも、十分にweb集客効果が見込めるということなのです!
だからアナタが自社ブログに力を入れていないのなら、今すぐ自社ブログを更新して検索上位表示を目指すべきでしょう。
(社労士集客におすすめ②)SNS
社労士や労務士であったとしても、今やSNSを使って集客するのは一般的な手段となりつつあります。
TwitterやInstagram、Facebookなどで情報を発信したり、セミナー開催の告知を開いたりするだけでなく、SNSそのものに広告を出すなどSNSを使ったweb集客の方法にもイロイロなものがあります。
また社労士が取り扱っている社会保険や人事向けの書類作成などは内容が専門的なこともあって、ブログだけでは内容が分かりにくいことがありますよね。
そういった分かりにくい内容のものはYou Tubeなどで動画配信をしたり、ライブアプリを使って動画で解説したりするなどして、自社の認知度を上げることでweb集客力を高めることが可能です。
(社労士集客におすすめ③)リスティング広告
リスティング広告とは、特定のキーワードで検索するユーザーに向けて広告を出す集客手法のことです。
GoogleやYahoo!などで検索するユーザーに対して自社をアピールするリスティング広告は、1クリックごとに費用が発生する「クリック課金制」と呼ばれる料金体系になっています。
このクリック課金制のリスティング広告はクリックされることによって広告費が発生しますが、単価のみで考えた場合、他のweb広告やweb集客手法よりもコストパフォーマンスに優れているというメリットがあります。
(社労士集客におすすめ④)MEO対策「Googleビジネスプロフィール」
グーグルマップを使うユーザーが自社を見つけやすくするweb集客手法を「MEO対策」と呼びます。
SEO対策と異なり、コチラはグーグルマップなどの「地図アプリ上で上位表示を狙う」というweb集客手法です。
SEO対策よりも広告費が抑えられるだけでなく個人でも行いやすいweb集客手法で、且つ限定されたエリアで行うことが可能なため、他のweb集客手法よりもリード獲得と顧客化が容易であるとされています。
Googleはグーグルマップ上の口コミが多く、評価が高い会社ほど上位表示させる傾向があり、お客様に口コミを書いてもらうなどはMEO対策では重要な施策となります。
(社労士集客におすすめ⑤)ウェビナー集客
最新のweb集客手法として注目されているのがweb上でセミナーを行い、集客とリード獲得、顧客化までを一気通貫で行ってしまうウェビナー集客です。
さまざまな業種でウェビナーを使った集客が行われていますがウェビナーはBtoBに強いということをご存知でしょうか?
特にまるなげセミナーのウェビナーの場合は、参加者の20〜30%がウェビナー参加後に個別相談・個別商談に移行するという調査結果が出ています。この商談移行率はテレアポや飛び込み営業での商談移行率を遥かに上回る数字です。
もし、アナタがweb集客で何をやってもうまく行っていないとお悩みなら、とりあえずウェビナー開催を検討されてみてはいかがでしょうか?
社労士が集客する際のポイント
社労士が集客するためには、以下のポイントに注意することが重要です。
- マーケティング戦略の策定: ターゲット市場や顧客ニーズを明確にし、それに合わせたマーケティング戦略を立てましょう。競合分析や顧客の要望を把握し、差別化ポイントを見つけることが集客につながります。
- プロフェッショナルなイメージの構築: 自身の専門知識や経験をアピールすることで信頼性を高めましょう。専門的な資格や実績を公表し、クライアントにとっての信頼できる専門家であることを示すことが重要です。
- オンラインプレゼンスの強化: ウェブサイトやソーシャルメディアなどのオンラインプラットフォームを活用し、自身の存在を広めましょう。専門知識を発信するブログやコンテンツの提供、参考事例の共有など、クライアントに役立つ情報を提供することで信頼を築きます。
- ネットワーキングの活動: 同業者や関連業界の人々とのつながりを広げ、信頼関係を築くことが重要です。業界イベントやセミナーへの参加、専門団体への加入などを通じて、人脈を広げることが集客につながる場合があります。
- 口コミや紹介の活用: クライアントからの口コミや紹介は非常に有力な集客手段です。クライアントとの良好な関係を築き、満足度の高いサービスを提供することで、口コミによる広がりを生み出しましょう。
- サービスの特徴やメリットの明確化: 自身の提供するサービスの特徴やメリットを明確に伝えることが重要です。具体的な事例や成功 stories を共有し、クライアントがどのような価値を得られるのかを示しましょう。
- 顧客へのフォローアップ: 顧客との関係を継続し、フォローアップを行うことで、クライアントの満足度を高めます。顧客のニーズや変化に敏感に対応し、定期的なコミュニケーションを行うことが重要です。
集客は継続的な努力と試行錯誤を要するものです。常に市場の動向を把握し、自身のサービスやマーケティング戦略を改善していくことが成功への道です。
集客のためにポータルサイトにも登録しよう
社労士向けの集客をポータルサイトに登録する場合のポイントを説明します。
適切なポータルサイトの選択: 社労士向けの集客に特化したポータルサイトを選ぶことが重要です。業界で知名度のあるサイトや社労士専門のポータルサイトを検討しましょう。
プロフィールの充実: 登録するポータルサイトでのプロフィール情報は詳細かつ魅力的に記載しましょう。自己紹介や専門分野、経験・実績などを明確に表現し、他の社労士と差別化する要素を強調します。
サービスの詳細な説明: 提供するサービスやコンサルティング内容を具体的に説明します。社労士業務の範囲や得意分野、対応できる案件などを明示し、クライアントのニーズに合わせてアピールします。
口コミや評価の活用: ポータルサイト上でのクライアントの口コミや評価がある場合、積極的に活用しましょう。満足度の高いクライアントの声を引用したり、実績を示すことで信頼性を高めることができます。
マーケティング機能の活用: 登録したポータルサイトが提供するマーケティング機能を積極的に利用しましょう。ターゲットとなるクライアントにリーチできる広告やプロモーション機能を利用することで、集客効果を高めることができます。
定期的な更新とフォローアップ: 登録情報や掲載内容は定期的に更新し、最新の情報を提供することが重要です。また、クライアントからの問い合わせや連絡には迅速かつ丁寧に対応し、信頼関係を築く努力を怠らないようにしましょう。
ポータルサイトへの登録は社労士向けの集客に有効な手段ですが、競合他社も登録している可能性があるため、差別化や継続的なマーケティング活動が求められます。
成功するweb集客のポイント
web集客の手法には、いろいろなものがありますがweb集客を成功させるためには次の3つのポイントを抑える必要があります。
本章では、web集客力を上げるための基本的なポイントについて解説します。
1.訴求を絞り明確にする
テレビCMや新聞の折込チラシと異なり、web集客は「特定の悩みを抱えるユーザーのニーズを抑える」ということが重要になります。
例えば「社会保険」「労災」という2つの情報を1つの広告に盛り込んでしまうと、ユーザーに訴えかける内容が「社会保険だけ」「労災だけ」に比べると弱くなってしまいます。
逆に言えばターゲットユーザーの総数は少ないものの「中小企業の経営者に向けた社会保険のセミナーを開催する」というように、ターゲットのニーズを掘り起こすように訴求を絞り明確にすることで訴求力が上がるということです。
2.時期に合わせて訴求を変える
確定申告の時期に年末調整のweb広告を出しても、望むほどの集客効果は期待できないでしょう。
web集客はニーズだけでなく、その時期のトレンドに合わせて訴求内容を変更することで本来の効果を発揮します!
通年して同じようなweb集客を行うのではなく、時期や社会のトレンドに応じて訴求の切り口やデザインを変えることでも集客力を高めることが可能です。
3.業務や訴求にあわせたホームページやLPを作成する
社労士や労務士の業務は多岐に渡りますが、全ての業務を網羅するようなホームページやLP作りはオススメ出来ません。
「1.訴求を絞り明確にする」で解説したように、訴求とターゲットを絞ることで集客力は上がります。
特にSEO対策では1つホームページ上で上位表示される記事は限られるため、E-A-Tを高めるためにも1つの分野に特化したホームページを作ることが重要になります。
またLP(ランディングページ)を使ってwebからの問い合わせ率を増やす場合も、1つの訴求内容に絞ったLPの方が問い合わせ率が上がります。
予算に限りはあるものの、出来るのなら業務や訴求にあわせたホームページやLPを作成し、それぞれ目的に応じて使い分けることをオススメします。
まとめ
コロナ禍もあって新規開拓営業や対面でのセミナーが難しくなっており、そのせいで売上不振に陥っている士業の方も少なくありません。
しかし、ご紹介したようなweb集客手法を行うことでコスパ良く、顧客を掴むことが出来るようになるかも知れませんよ?
もし、アナタが今のままの売上で満足していないのなら、まるなげセミナーブログでweb集客技法を学ばれてみるのもオススメです!