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識学のセミナーを勝手に添削してみた!
目次
組織マネジメントで有名な「識学」のセミナー(とにかく仕組み化実践への道)に参加してきました!セミナー中に紹介された事例やノウハウには多くの学びがあり、ウェビナー制作会社としての視点から、非常に参考になる内容が盛りだくさんでした。今回は、セミナーで特に「素敵だな」と感じたポイントを厳選して2つご紹介するとともに、私たちならこう改善する!という具体的なアイデアも交えて2つの提案をまとめてみました。ウェビナー制作に携わる方だけでなく、営業やマーケティングの現場で活用できるヒントが満載の内容となっていますので、ぜひ最後までお読みください!
※セミナーのスクリーンショットは、著作権者である株式会社識学様のサービスの魅力をお伝えする目的で使用しております。不利益を生じさせる意図は一切ございませんので、あらかじめご了承ください。
「識学」のセミナーで素敵だった点
素敵⑴ 識学理論がわかりやすかった
※引用元:とにかく仕組み化実践への道
序盤の「誤解と錯覚」の内容が非常に印象的でした。人それぞれの中でルールや定義が異なることで誤解や錯覚が生まれるという点は、シンプルでありながら深く共感できる内容でした。この課題に対して「ルールや定義を揃えることが解決の第一歩である」という指摘は、多くの人が直面する問題に対する明快なアプローチだと感じました。
そのうえで、具体的な「仕組み化」の方法論についての解説が非常にわかりやすく、理論と実践のバランスが取れていた点が印象的でした。特に「責任と権限」という要素にフォーカスした部分では、単なる説明だけでなく、実例を交えて「正しい権利」と「間違った権利」の対比を示されていたため、理解しやすく、参加者が自分の状況に当てはめやすい構成になっていました。
具体的には、次のような対比がわかりやすく提示されていました。
・正しい権利は責任を伴い、その結果に対して責任を取るもの。
・一方で、間違った権利は、既得権益や不透明なルールの中で責任を回避しながら権利を行使するもの。
この説明は、権限と責任がセットであるという当たり前の原則を、改めて意識させられるものでした。また、自分自身が普段どちらに該当する行動をしているのかを冷静に見直すきっかけにもなり、非常に実用的な気づきを得られたと思います。
素敵⑵ 質疑応答が有料級だった
※引用元:とにかく仕組み化実践への道
実際に事業会社で直面する課題や悩みを反映したリアルな質問が多く、それに対して安藤社長が一つひとつ丁寧に答えておられました。回答は非常にわかりやすく、識学の理論を現場でどのように活用できるかが具体的にイメージできる内容でした。
また、回答の中で識学を導入することでどのようなサポートが受けられるのかについても触れられており、単なる理論提供にとどまらない現場重視の姿勢が感じられました。質疑応答を通じて、識学が現場に密着した実践的な支援を提供していることがよく伝わり、非常に有意義でした。
「識学」のセミナー弊社ならこう作る!
改善案⑴ 構成を変える
現在の構成:講師紹介、会社紹介、識学とは、5つの要素、質疑応答
この基本構成に以下の工夫を加えることで、参加者の理解を深め、より効果的なセミナーにすることが期待できます。
⒈仕組み化の誤解をストーリーで伝える
参加者が仕組み化の必要性を深く理解できるよう、実際の事例や物語を通じて誤解を解消する工夫を加えます。例えば、「仕組み化がうまくいかなかった背景」や「その結果起きた問題」を具体的なストーリーで示すことで、問題の本質を明確にし、必要性を訴求します。
⒉メソッドの伝え方にストーリーを取り入れる
識学のメソッドを単に説明するのではなく、失敗事例(例:A社長のケース)を交えたストーリーで伝える形式に変更します。例えば、ストーリーの中で「責任と権限の問題がどのように組織に影響したか」を具体的に示すことで、識学の有効性がより納得感のある形で伝わります。
⒊サービス紹介や登壇者の背景にストーリー性を追加
サービス紹介や会社概要のパートでは、単なるデータや実績の説明ではなく、登壇者自身の経験やストーリーを織り交ぜて語ることで、識学の信頼性や共感を高めます。
⒋質疑応答をデモンストレーション形式で行う
質疑応答の時間は、参加者の質問に答えるだけでなく、識学を活用した具体的な課題解決のデモンストレーションを行う場として活用します。これにより、識学がどのように現場で役立つかを体感してもらうことができます。
⒌無料体験60分の活用
セミナー終了後には、60分の無料体験を提供することで、識学の具体的な効果を直接体験してもらう機会を設けます。この体験を通じて、識学が自分たちの課題にどう役立つかをより深く理解してもらうことが可能になります。
※構成については「受注につながるスライド資料テンプレ」をご参考ください。
改善案⑵ オファーを強める
セミナーの最後に向けて、参加者が次の行動に移りやすい流れを作るための改善点を提案します。特に「無料体験」の価値を効果的に訴求し、参加者の興味を引き出す構成が重要です。
⒈質疑応答を「無料体験のデモ」にする
セミナー内の質疑応答は、単なる質問への回答の場としてだけではなく、識学の具体的な活用例を体感できる「無料体験のミニデモ」として位置づけます。例えば、よくある質問への回答をいくつか取り上げ、その中で識学の理論をどのように実践に結びつけられるかを具体的に示します。これにより、参加者は「識学を導入すると、こうした悩みが解決できるのだ」と実感することができます。
⒉無料体験への誘導をスムーズに行う
質疑応答の後半では、より個別の質問や細かい相談を希望する参加者に向けて、「無料体験にぜひお越しください」と自然に誘導します。この際、無料体験が単なる説明の場ではなく、具体的な課題解決やアドバイスが得られる貴重な機会であることを明確に伝えます。
⒊「受講者のあるあるQ&A」を取り入れる
質疑応答の中に、過去の受講者から寄せられた「あるある」の質問を取り入れることで、参加者の共感を引き出します。例えば、「識学を導入する際に最初にぶつかる壁とは?」「小規模の組織でも識学は使えるのか?」といった質問に具体例を交えて回答することで、識学の有用性を自然に訴求できます。
⒋具体例:無料体験への誘導フレーズ
「ここまで質疑応答でいくつかの質問にお答えしましたが、もしさらに細かいご質問や、個別の課題についてのご相談があれば、ぜひ無料体験にお越しください。実際の課題解決を体感いただけます。」といった形で、無料体験のメリットを簡潔に伝えるのが効果的です。
※構成については「受注につながるスライド資料テンプレ」をご参考ください。
まとめ
ここまでハイクラス人材の転職/採用で有名な「ビズリーチ」のセミナーの素敵だった点と弊社ならこう作る、という改善案についてご紹介してきました。
しかし、自社でウェビナーを企画・開催するのは、時間やリソースの面で難しいと感じる方も多いのではないでしょうか。そんな課題を解決するために、ウェビナー代行サービス「まるなげセミナー」があります。このサービスでは、ウェビナー経由での商談化率20〜30%を実現するために、登壇以外のすべての業務を代行します。具体的には、ウェビナーの企画立案、集客、資料作成、進行管理、フォローアップまでを一貫してサポートします。
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