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リンクアンドモチベーションのセミナーを勝手に添削してみた!
目次
従業員エンゲージメントサーベイで有名な「リンクアンドモチベーション」のセミナー(従業員エンゲージメント向上を起点とした人的資本経営とは?)に参加してきました!セミナー中に紹介された事例やノウハウには多くの学びがあり、ウェビナー制作会社としての視点から、非常に参考になる内容が盛りだくさんでした。今回は、セミナーで特に「素敵だな」と感じたポイントを厳選して2つご紹介するとともに、私たちならこう改善する!という具体的なアイデアも交えて2つの提案をまとめてみました。ウェビナー制作に携わる方だけでなく、営業やマーケティングの現場で活用できるヒントが満載の内容となっていますので、ぜひ最後までお読みください!
※セミナーのスクリーンショットは、著作権者である株式会社リンクアンドモチベーション様のサービスの魅力をお伝えする目的で使用しております。不利益を生じさせる意図は一切ございませんので、あらかじめご了承ください。
「リンモチ」のセミナーで素敵だった点
素敵⑴ 人的資本経営の「要点」がスッと理解できた!
※引用元:従業員エンゲージメント向上を起点とした人的資本経営とは?
「人的資本経営」という言葉はよく聞くものの、正直なところ、その全体像や具体的に何をすれば良いのかが掴みにくいと感じていました。しかし、このセミナーでは、その難しい概念を見事にシンプルに解説していただきました。
特に印象的だったのは、人的資本経営の“鍵”が従業員エンゲージメントにある、という明確な流れです。ただ理論を語るのではなく、「ここを押さえれば大丈夫」というポイントをしっかりと示してくれたので、頭の中でバラバラだった情報が一気に整理され、理解が深まりました。
また、従業員エンゲージメントがなぜ重要なのか、その背景やメリットも具体例を交えながら説明してくれたことで、「なるほど、こういう施策が成果につながるのか」と納得感を持って学ぶことができました。
人的資本経営の本質を捉えつつも、実践に向けたヒントが散りばめられた、とてもわかりやすいセミナーだったと思います。理解が曖昧だった方にこそ、ぜひおすすめしたい内容でした!
素敵⑵ 従業員エンゲージメントの「4P」で理解が一気に進んだ!
※引用元:従業員エンゲージメント向上を起点とした人的資本経営とは?
従業員エンゲージメントという言葉は、一般的に「会社への愛着」や「仕事への情熱」といった形で説明されることが多いですが、正直、抽象的すぎて今ひとつピンとこない部分がありました。しかし、リンモチ社では、このエンゲージメントを 4つの要因、通称「4P」でシンプルに定義しており、非常に理解しやすかったです。
具体的には、
・目標への魅力(目指す方向や達成したい目標にどれだけ共感できるか)
・活動の魅力(日々の仕事や取り組み自体のやりがい)
・組織の魅力(会社やチームへの信頼感や居心地の良さ)
・待遇の魅力(報酬や働く環境への満足度)
これら4つに分けて考えることで、「どの部分を強化すればエンゲージメントが高まるのか」が明確になり、すぐに実践できそうだと感じました。
さらに、これら4Pの数値を向上させることで 売上や純利益率が上がる傾向 が見られるだけでなく、 退職率が下がる というデータも示されており、非常に説得力がありました。ただ理論を学ぶだけでなく、数値として示されたことで「実際に結果につながるんだ」と納得感があり、エンゲージメント向上の重要性がしっかりと腑に落ちました。
参加者からしても「なんとなく難しそう」と感じていた従業員エンゲージメントについて、ここまで具体的に理解できたことは大きな収穫だと感じます。
「リンモチ」のセミナー弊社ならこう作る!
改善案⑴ ミクロなメリットに注目する
ウェビナーの中で、従業員エンゲージメントが高い組織では、収益性や生産性が向上し、離職率や品質の欠陥率が低下するといった、組織全体における「マクロな視点」での利点がよく挙げられていました。しかし、これらの指標は組織全体としての効果であり、個々の従業員や具体的な場面での変化が見えづらいという課題もあります。
そこで、ウェビナーでは参加者がよりイメージしやすいように、エンゲージメントが高まることで「個々の職場や日常業務でどのような具体的な変化が起きるのか」を示すことが効果的です。たとえば、ある企業の事例を考えてみましょう。
A社では以前、経営層がトップダウンで意思決定を行い、従業員は指示されたことを実行するだけの受動的なスタイルが定着していました。このような状況では、メンバーから意見が出ることは少なく、改善の提案や次の施策を考える機会も限られていました。しかし、従業員エンゲージメント向上施策を取り入れた結果、メンバーが積極的に会議で意見を発信するようになりました。その結果、現場の課題を踏まえた改善案や、新しい施策のアイデアが経営陣に届くようになったのです。
さらに、経営陣が現場から吸い上げた意見を意思決定に反映することで、メンバーは自分たちの声が組織の運営に反映されているという実感を得られました。「やらされている感」がなくなり、施策への取り組みに前向きな姿勢が生まれ、業務に対する意欲が飛躍的に高まりました。その結果、四半期の売上は前年比で30%増加するという大きな成果を得ることができました。
このように、具体的な事例や変化のプロセスを伝えることで、参加者は「自分たちの職場にも取り入れられるかもしれない」「実現できそうだ」と感じられるようになります。エンゲージメント向上施策のメリットを、実感を伴った形で理解してもらうことができるのです。
※「受注につながるウェビナー資料テンプレ」も参考にしてみてください。
改善案⑵ ニーズを引き出し、滑らかにサービス説明につなぐ
ウェビナーの中では、スコアリングのポイントについて詳しく説明がありました。しかし、そのスコアリングの内容とサービス説明がうまく連動しておらず、やや分かりづらい印象を受けました。スコアリングの重要性を理解することは大切ですが、そのポイントを押さえた上で「モチベーションクラウド」を活用しなければ、正しいスコアリングやスコアリング結果を基にした改善は実現できない、という流れを明確にすることで、ウェビナー後の商談獲得率をさらに向上させることができるのではないでしょうか。
ウェビナーでは、専門的な知識や理論をしっかりと学ぶことができた点は非常に有益でした。しかし、参加者の視点に立つと、次にその知識をどのように実務に活かせるのかが明確に示されないと、せっかくの内容も「机上の空論」と感じられてしまう恐れがあります。モチベーションクラウドがその実務活用の鍵であり、参加者が学んだ知識を実際の職場で活かすための具体的な手段だということを、もっと明確に伝えるべきだと感じました。
ウェビナーの最後に「モチベーションクラウドを活用すれば、学んだスコアリング手法をスムーズに実践に移せる」といったメッセージを添えることで、参加者に行動を促し、商談への意欲を高める流れが作れると思います。この連携ができれば、ウェビナーで学んだ知識が実際の課題解決に直結し、サービスの価値が一層伝わるはずです。
※「受注につながるウェビナー資料テンプレ」も参考にしてみてください。
まとめ
ここまで従業員エンゲージメントサーベイで有名な「リンクアンドモチベーション」のセミナーの素敵だった点と弊社ならこう作る、という改善案についてご紹介してきました。
しかし、自社でウェビナーを企画・開催するのは、時間やリソースの面で難しいと感じる方も多いのではないでしょうか。そんな課題を解決するために、ウェビナー代行サービス「まるなげセミナー」があります。このサービスでは、ウェビナー経由での商談化率20〜30%を実現するために、登壇以外のすべての業務を代行します。具体的には、ウェビナーの企画立案、集客、資料作成、進行管理、フォローアップまでを一貫してサポートします。
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