Linyのセミナーを勝手に添削してみた!
目次
LINE公式アカウントの拡張ツールで有名な「Liny」のセミナー(LINE公式アカウント最前線セミナー【売上アップの秘訣と成功事例】)に参加してきました!セミナー中に紹介された事例やノウハウには多くの学びがあり、ウェビナー制作会社としての視点から、非常に参考になる内容が盛りだくさんでした。今回は、セミナーで特に「素敵だな」と感じたポイントを厳選して2つご紹介するとともに、私たちならこう改善する!という具体的なアイデアも交えて2つの提案をまとめてみました。ウェビナー制作に携わる方だけでなく、営業やマーケティングの現場で活用できるヒントが満載の内容となっていますので、ぜひ最後までお読みください!
※セミナーのスクリーンショットは、著作権者であるソーシャルデータバンク株式会社様のサービスの魅力をお伝えする目的で使用しております。不利益を生じさせる意図は一切ございませんので、あらかじめご了承ください。
「Liny」のセミナーで素敵だった点
素敵⑴ 圧倒的な実績と豊富なデータに納得!
※引用元:ホームページ(https://line-sm.com/)
ソーシャルデータバンク株式会社のセミナーは、非常に充実した内容でした。LINEヤフー株式会社から「Technology Partner」と「Govtech Partner」として認定されている実績を持つ同社は、その信頼感に加え、圧倒的な導入実績も誇っています。特に東京都のLINE公式アカウントの構築を手がけたことや、全国34の地方自治体にも導入を支援している点は、とても印象的でした。
※引用元:LINE公式アカウント最前線セミナー【売上アップの秘訣と成功事例】
セミナーでは、LINEに関する豊富なデータが具体的な数値を交えながら紹介され、その説明が非常にわかりやすく、説得力がありました。これほどまでに詳細なデータと実績に基づいた話を聞ける機会は貴重で、LINE公式アカウントの活用を検討している方にとって、非常に参考になる内容だったと思います。
素敵⑵ LINE公式アカウントでは足りない要素を理解できた!
※引用元:LINE公式アカウント最前線セミナー【売上アップの秘訣と成功事例】
LINE公式アカウントでは、「千葉県の20代女性」といったざっくりとしたターゲット設定しかできないため、配信する情報が全員に響くわけではありません。興味のない情報を送ってしまうと、迷惑だと感じられてブロックされるリスクが高まります。この問題を解決するために、YouTubeやNetflixのように「あなたのおすすめ」と言える情報を届けることが、ユーザーとの関係を深める上で非常に重要だと感じました。
その解決策として紹介された「Liny」の存在には、とても納得しました。Linyなら、999個ものセグメントを自由に作成できるため、ユーザー一人ひとりの興味や関心に合わせた情報を配信することが可能です。こうした細かなセグメント設定により、適切な情報を適切な人に届けることで、「本当に必要とされる情報だけを提供する」という理想を実現できます。
「Liny」があれば、ユーザーの満足度を高め、ブロックされるリスクを最小限に抑えられる理由がよくわかりました。LINE公式アカウントをさらに有効活用するには、まさに必要なツールだと感じました。
「Liny」のセミナー弊社ならこう作る!
改善案⑴ ターゲットを絞り込む
Linyを導入する理由や活用方法について、とても多くの情報が盛り込まれていたセミナーでしたが、内容が盛り沢山すぎて、参加者の立場からすると「結局、自分の場合はどう活用できるのか?」が少し見えにくかったように思いました。Linyでセグメント分けをして情報を届けるのと同じように、セミナー自体も参加者の属性や興味関心に応じてセグメント分けして配信するのがより効果的ではないかと感じました。
例えば、BtoB事業を行っている中小企業経営者向けのセミナーがあったとしたら、こんなケースを想定できます。リード獲得の際にはメールアドレスと電話番号だけを取得していて、LINEで顧客管理を行うことには抵抗感がある。でも、最近ではBtoBの業界でもLINE公式アカウントを使った問い合わせが一般化しつつあるため、少しだけ興味はある。ただ、まだ具体的な導入には至っていない。こうした状況の人をターゲットにしたセミナーなら、彼らが抱える課題により的確に応える内容を提供できそうです。
このようにセミナーをセグメントごとに分けることで、参加者一人ひとりにとって「自分ごと」として理解しやすくなり、実際の導入を後押しする効果も高まるのではないでしょうか。
改善案⑵ ターゲットの活用事例をストーリーで伝える
Linyの活用による具体的なメリットを伝える際には、リアルな現場の空気感を交えたストーリーを紹介するのがおすすめです。セミナーでは数値シミュレーションがあり、わかりやすさは十分でしたが、「これを使ってみたい!」という感情に訴える部分が少し弱いと感じました。
そこで、改善案として仮設定したターゲットを基に、参加者が「これなら自分も使ってみたい!」と思えるような具体的なストーリーを盛り込むのが効果的です。
例えば、一例ですが以下のようなストーリーです。
- スライド1枚目:以前まではリード獲得をメールアドレスと電話番号のみでA社長がいました。
- スライド2枚目:BtoBのサービス提供をしている会社が公式LINEを使う必要はない、とA社長は考えていました。
- スライド3枚目:しかし、SNSで同業他社が公式LINEで問い合わせが増えた、、という投稿を発見し、自社でも取り入れることにしました。
- スライド4枚目:社内でLINE公式アカウントを立ち上げて活用してみたものの…
- スライト5枚目:「追加した人が見えない」「相手を絞り込んでの一斉配信ができない」「細かい情報を取得できない」など使いづらい点が多かった。
- スライド6枚目:顧客管理ができて、セグメント配信ができて、チャットbotなどの機能が使えないか?悩んでいた時に「Liny」に出会い、即導入しました。
- スライド7枚目:細かい属性のデータを取得でき、セグメント配信ができるようになり、LINEだけで月10件以上の商談設定ができ、4件の受託案件を獲得できるようになりました。結果、営業の現場では◎◎のような変化がありました。
より解像度の高い説明が求められるものの、大まかには、このようにターゲットを絞り込んだ活用ストーリーを伝えることで、参加者の関心を引きやすくなります。その結果、興味を持った方を個別相談へ自然に誘導する流れを作るのが最善の方法だと思います。
まとめ
ここまでLINE公式アカウントの拡張ツールで有名な「Liny」のセミナーの素敵だった点と弊社ならこう作る、という改善案についてご紹介してきました。
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