【Zoomウェビナー】ウェビナー前・中のチャット有効化設定とシチュエーション別カスタマイズについて

ウェビナーのチャットの有効化をすることで、参加者と潤滑なコミュニケーションが取りやすくなります。

下記はZoomウェビナーのホスト（管理者以外は有効化できません）によるチャット有効化の手順です。

【ウェビナー前】Zoomウェビナーのチャット機能を有効にする方法

画像出典:ウェビナー内チャットを有効にする

ログイン後、ダッシュボードにアクセスします。ダッシュボードでは、ウェビナーの設定と管理が行えます。

既存のウェビナーを編集する場合、該当のウェビナーを選択します。

ウェビナー設定ページに移動します。

「詳細設定」のセクションで、「チャット」オプションを見つけ、有効にするためのチェックボックスを選択します。

設定が完了したら、「保存」ボタンをクリックして変更内容を確定します。

なお、Zoomウェビナー中にホスト側としてチャット有効化する手順は下記の通りです。

【ウェビナー中】Zoomウェビナーのチャット機能を有効にする方法

ウェビナーのホストまたは共催者としてログイン: ウェビナーのホストまたは共催者としてZoomにログインし、ウェビナーを開始します。

チャットパネルを開く: ウェビナーが進行中、画面下部にある「チャット」アイコンをタップまたはクリックします。これにより、チャットパネルが開きます。

チャット設定アイコンをクリック: チャットパネル内にある「設定」アイコン（通常、歯車のようなアイコン）をクリックまたはタップします。

チャットの設定を調整: チャット設定画面に移動しオプションをタップします。

チャットを有効化: 「チャット」オプションをオンに切り替えます。

設定を保存: 設定を変更したら、適用して変更内容を確定します。

本記事では、Zoomウェビナーのチャットの有効化や効果的な使い方について詳しく解説します。

Zoomウェビナーのチャット機能とQ＆Aやアンケートとの違いや匿名性についてお知りになりたい方はコチラの記事「ZoomウェビナーQ&Aの効果的な使い方と匿名性・表示について」がおすすめです。

【合わせて読みたい▶】Zoomウェビナーのよくある質問集！FAQでウェビナー中のトラブルを未然に防ごう

ホスト側がZoomウェビナーのチャット有効化で出来ること

Zoomウェビナーのチャット有効化はホスト側しかできません！

Zoomウェビナーにおいて、チャットの有効化はホスト側からのみ可能です。

ホスト側がチャット機能を制御し、不適切なメッセージやスパムを防ぎ、ウェビナーの品質を維持します。

また次のようにチャットの有効化設定を行うことが可能です。

チャットの有効化：
これをオンにすることで、チャット機能がウェビナーで利用可能になります。

全ての参加者からのメッセージを許可：
これをオフにすると、参加者同士のチャットを制限できます。

ホストとパネリストへのメッセージの制限：
これをオンにすると、ホストとパネリストだけがチャットでメッセージを受信できます。

上記のチャットのメッセージを送る際の適切なシチュエーションなどに関しては、後で詳しく解説します。

Zoomウェビナーのチャット有効化設定手順について

ウェビナーを作成または編集し、「詳細設定」セクションに進みます。

チャット設定オプションには以下の項目があります：

チャットの有効化：これをオンにすることで、チャット機能がウェビナーで利用可能になります。

全ての参加者からのメッセージを許可：これをオフにすると、参加者同士のチャットを制限できます。

ホストとパネリストへのメッセージの制限：これをオンにすると、ホストとパネリストだけがチャットでメッセージを受信できます。

カスタム設定：「詳細設定」からは、チャット設定をさらに詳細にカスタマイズできます。例えば、特定のユーザーグループへのメッセージの制限や、ファイルの送信許可などが含まれます。

設定が完了したら、変更内容を保存してください。

これらの設定をカスタマイズすることで、ウェビナーのニーズに合わせてチャット機能を最適化できます。

Zoomウェビナーでのチャットが有効化しない場合の原因と対処法

以下は、Zoomウェビナーでチャットが有効化しない場合の可能性がある原因と、それに対処する方法です。

1.ウェビナー設定の確認:

チャット機能が無効になっている: ウェビナー設定でチャットが無効になっているか確認しましょう。ダッシュボードからウェビナー設定にアクセスし、「詳細設定」でチャットを有効にしてください。

意外に設定したつもりになっていることが少なくありません。

2.アップデートの確認:

Zoomアプリの更新: Zoomアプリが最新版か確認してください。古いバージョンでは一部機能が制限されることがあります。最新版にアップデートしましょう。

3.ライセンスの制限:

ライセンスの問題: アカウントのライセンスがウェビナーホスト権限を持っていることを確認してください。

ログインミスやログインするアカウントの間違いなどにより、ホストになっていない場合があります。

2023年10月現在、スマートフォンからもホスト側からチャット有効化設定が可能になっています。
必ずしもスマホからの操作が原因でチャット有効化にならないわけではないので、悩んでいる方はとりあえず上記を確認してみてください。

【シチュエーション別】Zoomウェビナーのチャット有効化カスタマイズ

Zoomウェビナーを成功させるために、チャット機能の設定を適切にカスタマイズすることは非常に重要です。

この章では、ウェビナー中に参加者同士の交流を促進し、また一方的な情報伝達を行うためのホスト側のチャット設定について解説します。

ワークショップなどを参加者同士の交流促進したい場合

チャットの有効化:

チャット機能を有効化し、参加者同士のリアルタイムコミュニケーションを可能にします。ウェビナー中に質問やコメントを共有できるようになります。

全ての参加者からのメッセージを許可:

参加者同士のコミュニケーションを広く開放するため、全ての参加者からのメッセージを許可しましょう。これにより、質問や意見交換が活発に行われます。

ファイルの送信を許可:

参加者が資料や画像を共有できるように、ファイルの送信を許可するオプションを有効にします。情報の共有がより効果的に行えます。

ワークショップなどの参加者同士に交流させたい場合は「全ての参加者からのメッセージを許可」を選びましょう。

このチャット設定を行うことで参加者同士がリアルタイムでコミュニケーションできるため、質問や意見の交換がスムーズに行いやすくなるだけでなく、資料や情報を簡単に共有でき、ウェビナーやワークショップの内容の理解を深めることができます。

セミナーや研修会など情報伝達を重視する場合

チャットの無効化:

ウェビナーが情報伝達に特化している場合、チャット機能を無効にして参加者同士のコミュニケーションを制限します。一方的なプレゼンテーションに適しています。

ホストとパネリストへのメッセージの制限:

チャットをオンにしつつ、ホストとパネリストだけがメッセージを受信できるようにすることで、情報の管理とコントロールを強化します。